揚羽よ~
おはようございます。エルです。昨日ふと、庭のスダチの木にアゲハがやって来たのを見ました。そういうことにすぐ気が付くのは意外に母親。心のなかに無邪気な部分が多くあるのでしょうね。ず~っと猫やら鳥やら見知らぬ小学生やら(←?)に懐かれています。傷付いた羽根でヨロヨロとスダチの木を廻る揚羽。きつと最期に卵を産みに来たのでしょう。スダチやキンカン、山椒の木。揚羽を育てるものは揃っている我が家の庭。しかし鳥も来るので、羽化迄行ける子はどのくらいかな?羽根の傷付いた揚羽を見ると小川未明の『島の暮れ方のはなし』という小品を思い出します。うろ覚えですが、ある島を訪れた男に、その島の女が「土塀に妹の小袖の一部があったので、あの子は死んだとわかりました」みたいなことを言う。帰るときに土塀を見てみると蜘蛛の巣に破れた蝶の羽根が引っ掛...揚羽よ~
2021/09/25 10:05