chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • この自虐を笑えるか!「喜劇 愛妻物語」

    驚いた。 タイトルとキャストから、ほのぼのしたホームドラマだと思って見たのだった。若干、違うかもしれないとの予感もあったのだけど、ほぼ何も知らずに、「感」で借りたDVD「喜劇 愛妻物語」。 売れない脚本家と、それを支えるパート従業員の妻、5歳の娘。モノになりそうな映画化シナリオ執筆のため、香川へ取材旅行に行くこととなった主人公(濱田岳)だが、車の免許が無いために妻(免許所有者・水川あさみ)と子供を連れ、家族旅行を兼ねるというのが、大まかなプロット。とにかく全編にわたり、水川あさみがダメな夫である濱田岳を罵倒し続け、見ている方も、あまりにダメな濱田岳の体たらくに、それも仕方ないかもしれないなあ、…

  • もっと荒唐無稽だったら傑作?「リボルバー・リリー」

    私は、ある時期から、綾瀬はるか主演のテレビドラマは、ほぼ無条件で観るように心がけている。なぜなら、綾瀬はるかが好きだからだ。しかし、主演「映画」となると、けっこう見逃している。私にはなぜか、綾瀬はるか主演映画って、あまり面白そうに感じないのだ。これは私の独断に過ぎないはずだが、綾瀬はるかは、いわゆる「作品に恵まれていない」のではないか。 しかし、映画館で「リボルバー・リリー」の予告を初めて見た際、「おお、これは」と興奮。この映画、おれのために作られたのではないか。そんなわけで、イオンシネマへ観に行ったのだけど、逆に不安要素も感じていた。日本のトップ女優とはいえ、わざわざお金を払って「綾瀬はるか…

  • 天才黒人ピアニストとイタリア系あんちゃん、南部への旅「グリーンブック」

    物語は1962年のニューヨークから始まる。 主人公トニーを演じるのは「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン。トニーは、腕っぷしの強くって、ちょっと強面って感じで、ぴったりなキャスティング。教養が無くガサツで短絡的だけど、友達がいっぱいいて、奥さんと家族を愛する下町の気の良い兄ちゃんがそのまま大人となった感じ。 一方のドクは黒人のくせにアレサ・フランクリンを知らず、フライドチキンも食べたことがないという変人の天才ピアニスト。 失業中のトニーがドクに雇われ、運転手兼ボディガードとして、差別の残る南部へ演奏旅行に出掛ける、というのが主なお話で、いわゆるバディ…

  • 初期スカーレット・ヨハンソンを見よう!「真珠の耳飾りの少女」

    一幅の絵のようだ、って表現があるけれど、そんな感じがずっと続く映画であった。 ま、単に、「ゴーストワールド」を見て、そのころの「初期」スカーレット・ヨハンソンの映画を観てみようと思ってDVDを借りたのが「真珠の耳飾りの少女」だったわけで。そんなだから、はなから物語になど、たいして期待していなかったのだけど、まさにそういう映画だった。 17世紀のオランダ、貧乏家庭の少女グリートは奉公へ出ることとなり、そこは画家フェルメール家であった。使用人としてさまざまな家の仕事をこなすグリートには色彩に関する才能があり、フェルメールは少女を助手のように扱い始める。そこで繰り広げられる、意地悪、いじめ、嫉妬、愛…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、埋草四郎さんをフォローしませんか?

ハンドル名
埋草四郎さん
ブログタイトル
本と映画と散歩の埋草ブログ
フォロー
本と映画と散歩の埋草ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用