「続・夢幻章伝」84
「やりきったわぁ」3人の背中が見えなくなって、裏からマイカのパパが現れる。「満足感が半端なく」それは、お客様と自身の両方、と、マイカパパは腕を組む。「あの人たち戻ってきてくれるかしら」「ええ、大丈夫よ」マイカパパは自信に満ち足りた表情で云う。「うちに泊まる人に悪い人はいない」お疲れさま、と、お茶を準備し、片付け前の、そして今日の準備前の一息。「彼らの旅に栄光あれ」「パパったら!」マイカもお茶を飲む。「あの人たち、そろそろ谷一族の村を出たかしら」「ええ、そうね」マイカパパは頷く。「たぶん、もうしばらく、ここにいると思うわ」「・・・ん?」首を傾げるマイカ。「どゆこと?」マイカの疑問のころ3人は「ふぅ、10時のおやつも節約ね!」「これ、食う必要あるのか?」「本当に節約した方がいいキコ!」露天でポン菓子を食べていた!!...「続・夢幻章伝」84
2021/10/29 07:54