小島海岸から白谷海岸へ
夏も終わり、はや秋の気配がする。朝晩ちょっと風が変わった。稲穂が少しづつ首をたれると、もう収穫の秋だ。海は凪でいた。おだやかな海だった。夕暮れの港に架かる橋もう天の川の季節が終わりなんだろうか・・・西の空に消えてゆく天の川、どこか寂しそう・・・七十二候「禾乃登」こくものすなわちみのる禾は稲穂が実った様子を表し、「のぎへん」の元になっている。日ごとに稲が生長して頭を垂れるようになり、収穫への期待が膨らむころ、同時に台風が心配される時期でもある。酒米はとりわけ背が高くて粒が大きいので倒れやすい、農家さんは祈るような気持ちで世話をする。小島海岸から白谷海岸へ
2020/08/31 04:45