観戦記~アルテム・ダラキアン vs ユーリ阿久井政悟~
WBAフライ級タイトルマッチ王者:アルテム・ダラキアンvs挑戦者:ユーリ阿久井政悟~結果:阿久井判定勝ち■分析~ダラキアンの場合~顔もシルエットも悪魔王子に似ているような。自身の動きに取り入れる意識はないだろうが感化され自然に入っているようには思える。単なるモノマネでは動く標的になりうる事はプリンス氏が証明している。攻撃が伴わないバック&サイドステップを多用し、能動的にコンタクトをとるまで時間を費やしているが現代ボクシングでその時間は有効にならない。簡単に言うならば「そんなことしてないでさっさと攻撃しろ」てな。大きな動きの中から体を移動する勢いで打つ、いわゆるジョルトパンチ。悪魔王子のは両脚のジャンプから背筋に軸を置き、さらに上体の筋力も効かせているのでパンチに十分にパワーが乗っていた。この選手はその連動...観戦記~アルテム・ダラキアンvsユーリ阿久井政悟~
2024/01/28 09:59