藤崎翔『お梅は呪いたい』
藤崎翔著『お梅は呪いたい』戦国時代に多くの人を呪い殺してきた呪いの日本人形、お梅。木箱に封印されていたのだが、持ち主が亡くなり家が解体された際に、500年ぶりに木箱から出された。さあ、思う存分、人間を呪い殺すぞ!とがんばる(?)ものの、なぜかいつも裏目に出てしまい、お梅の新たな持ち主(拾い主)を幸せにしてしまう。お梅自身は一生懸命呪おうとしているのが、かわいく思えてしまうのが不思議。車に乗っているときにラジオで紹介されていた本なのですが、本当におもしろかった。続編も絶対に読む。藤崎翔『お梅は呪いたい』
2025/03/31 13:35