ルイヴィトンのトラベルケース、表面・内側の傷や色落ちとファスナー破れがあります。全体色補正とファスナー交換の修理です。↓修理前↓修理後ルイヴィトンのトラベルケース、色補正とファスナー交換
靴・鞄・革製品等の修理と作成をしています。 靴と修理とその周辺のブログです。 2012年活動開始からもう8年目、細々と続けています。
作業場にストーブを出しました。去年は出さずエアコンつけていたら電気代にびっくりで。しかし今年は灯油の値段にもびっくりです。でも石油ストーブは暖かい…。寒くなったので
■靴の金具交換靴に使われている金具バックルホック・美錠付きホック引っかけバックル…などです。金具が壊れた場合の修理は類似の金具への交換となります。まったく同じ金具で、というのは難しいです。ブランドオリジナルの金具などはもちろんですが、形状や色まで変わらず同じものは入手できません。靴の場合左右で対なので片足だけ金具が変わるのは目立ちます。両足揃えての交換を希望されることが多いです。裏側に貫通して取り付けてあるホック以外はほとんど縫って取り付けてあるので縫いほどきが必須です。靴は分解するといっても限度があります。構造によっては元どおりの仕上げは難しいです。※今回のバックル交換では修理後は縫い直しの縫い目は裏側に出ています。修理前にご説明しています。破損ではありませんがゴールド色のバックルを黒のバックルに変えてほしい...紳士靴のバックル交換
@tlierOWLのLINE公式アカウントを開設致しました。LINEからの修理のお問い合わせ・ご相談・お見積もりのこ依頼が可能になりました。以下よりお友だち登録できます。https://lin.ee/65pW4zcお知らせ2
@tlierOWLは2021年11月に9年目を迎えました。10年目に向けてもう一歩…わずかな進歩ですが、新しい取り組みです。①大変立派なリーフレットができました。くつやカバンの詳細図入りで修理メニューやお値段などが大変わかりやすくなっております。素敵なくつやカバンのイラストを描いてくださったKarinYoshidaさん、ありがとうございます。ショップカードや看板等お店のシンボルふくろうのイラストに引き続き今回表紙と裏面を担当してくださったイラストとデザインランプさん、ありがとうございます(裏面の4コマ漫画は必見です!)。福崎町内を中心に近隣店舗様に配布する他、対面のお客様には手渡し、宅配修理のお客様には返送時同封させて頂きます。↓ちなみにこちらは9年前パソコンで自作したフライヤーです。一生懸命作ったけれど手作り...お知らせ
■ヒールカット=ヒールの高い靴は足が疲れます。ヒールが高くて履きづらい靴を少しでも低くする修理です。カカトゴムを取り外し、ヒールを削り、新しいカカトを取り付けます。カカト交換とセットになります。どのくらい低くできるかは靴によります。あまり低くし過ぎるとつま先が上がってかえって履きづらくなってしまいます。だいたい0.5~1.0㎝がカットできる限度です。たとえ0.5㎝でも足はかなり楽になると思います。靴は木型の段階から高さが決められています。本来の設定を変えてしまうことはあまりおすすめできることではないのかもしれませんが、履くのがつらい靴を少しでも楽に履けるように…というのとで、削っては平面に置いて何度もつま先や設置面を確認しながら作業しています。以前すべり革の修理を依頼して頂いた蛇革の紳士靴ですが、ヒールが高くて...紳士靴のヒールカット
ひとりでくつを修理することにして、長年物置きとなっていたガレージを作業場とすることにしました。ガレージには昔の農機具やリヤカーやたぶん50年以上前からのガラクタが詰まっていました。まずここをある程度空っぽにしないといけません。夜は仕事に行って昼と休日はせっせと片付け作業をしていました。途中から通院の必要まで出てきました。テンションは下がりましたがやめようとは思えませんでした。それは普段の私では(仕事で疲れてぐったりがデフォルトなので)到底為し得ないことでした。たぶんそのときは何かにとりつかれていたし、腹も立てていたとも思います。くつを直すために必要な機械(くつ底等を削る機械=グラインダー)について調べました。新品か中古かで悩みました。機械を置くため電気工事や雨漏りや傷んでいる部分の修理をリフォーム業者さんにお願...ガレージの整理(2012年夏)
ずっと室内での作業ばかりで引きこもっていましたが、久しぶりに庭に出ました。手が回らないためしょっちゅうジャングルになってしまう庭ですが今年は夏の終わりに除草したので現在珍しくすっきりしています。秋~冬は木蓮の落ち葉だらけになります。そんな中、見たことのない花が2輪咲いていました。きれいな花です。根は球根みたいです。何十年もここに住んでいますが初めて見ます。珍しかったので後で誰かに聞こうと思い写真を撮りました。サフランらしいです。スパイスにも使われる、あのサフラン?花が咲く時期も合っているし球根も葉の形状もそうです。植えてないのに不思議です。それはとてもきれいな紫の花で植物に興味のない私でも心ひかれてしまいました。庭で初めて見る花
私にはずっとやりたいことがあって、でも生活のために働かなければならず不器用な私はそれだけでいつもいっぱいいっぱいになってしまいます。夜勤の仕事をしていたのは昼空いた時間でそのやりたいことができると思ったからですが、夜通し働けば昼間は眠く現実は何も進められないのでした。昼働こうが夜働こうが、他にどんな不利な条件があろうがやる人は寝る間も惜しんで目標に向かうはずです。何年経ってもそれができない私にはきっとこれから先もそれはできないのです。私の夢はたぶん叶わない。30歳を目前に私が思ったことでした。よくある話です。しかしこのまま向いてないと思っている仕事を続けるよりも、自分の特技を活かせる一生続けられる仕事を見つけたいと思いました。そこで修理の仕事に行き着くわけです。若くもないし、未知な仕事に飛び込む一大決心です(泳...明日になったら巣を作ろう
金曜日はお休みです。朝6時までくつ修理をやっていました。もう朝は寒いですね。寒いなと思いながらちょっと寝ました。起床してくつ修理の続きをしました。その後外出。カフェで昼食にオムライスを食べました。そのままコーヒーを飲みながらお見積もりを依頼されている修理品の修理方法や修理料金を考えていました。夕方は歯科受診です。3回連続で行くのを忘れては予約を取り直していましたので今日はさすがに行かないと、なのです。1回目、外出先で歯科受診日だったことに気づく。その場でTEL。2回目、朝は覚えていたのに午後から資材探しに出かけてしまう。気づいたのは夜…。翌日予約をし直す。「すみません、カレンダーにでっかくメモしときます!」→カレンダーにマジックで歯医者と書きこむ。3回目、ちょっとだけと思って修理を始めたら集中し過ぎて気づいたら...金曜日
@tlierOWL(アトリエ・アウル)という名称について店舗のスタッフではなく個人でくつ修理を始めたいと思った時、作業場をどうしようとか機械や道具や資材をどうしようとかいう問題と同時にどういう名前で活動するかということも考えました。アトリエ(atelier)ってあちこちでよく聞くと思いますけど、フランス語で工房という意味です。主に芸術に関係する仕事場に対して使われているイメージです。『a』には『@(アットマーク)』をあてています。アットマークは日本語で単価記号とも言うそうです(りんご1個100円はりんご@100と表せる)。なぜすんなり読んでもらえないかもしれないのにわざわざ面倒なアットマークにしたかというと、そのときの自分がいろいろ行き詰まっていて単独で独立した何かになりたかったからだと思います。その時の私には...名称
@tlierOWL(アトリエ・アウル)のOWLです。くつやカバンなどの修理をしています。たまに小物やくつも作っています。2021年も早いもので11月に入りました。アトリエ・アウルをはじめたのは2012年の11月でした。ということは9年目?そして次は10年目ということになります。どうなるかまったくわからないまま、ソロソロ・ボチボチ・ゆっくりやってきました。10年を前に一区切りで、改めてブログも再スタートしようと思います。よろしくお願いいたします。【このブログについて】アトリエ・アウルについて、くつ・カバンその他の修理例、革小物・くつ作成について紹介します。くつやカバンやものづくりに関することを書きます。また修理とはまったく関係のない好きなものや日常の出来事についても書いています。日記は備忘録として本当につまらない...ブログ再スタート
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ルイヴィトンのトラベルケース、表面・内側の傷や色落ちとファスナー破れがあります。全体色補正とファスナー交換の修理です。↓修理前↓修理後ルイヴィトンのトラベルケース、色補正とファスナー交換
根革がちぎれてしまっています。4ヵ所ともセットで根革を作成・取り付け致しました。↓修理前↓修理後ルイヴィトンバッグ、根革交換
ライカのカメラケースとネックストラップを革で作成致しました。10年大切に使っているカメラに、オーダーのレザーケースを!ということでご注文頂きました。操作ボタンの位置も決まっていますので、カメラサイズとともにボタン位置も細かく測定しました。作業中本物のカメラをずっとお預かりするわけにはいきませんので、実物大で詳細な木型を作成しました。作業時に出た端革でミニチュアブーツも作成し、セットでお渡ししました。気に入って頂けたようで良かったです。カメラケース作成
私は犬が苦手で、犬を飼ったこともこれから飼うこともないと思うので経験することはないと思うのですが、お財布など革製品を飼っている犬に噛まれてしまうということはよくあるみたいです。今回、新品のPRADAのお財布の角を犬に噛まれてしまったそうです。角といっても表側~札入れ・小銭入れ3層にわたって損傷があり、思ったより大手術なのでした。修理方法は、周辺分解し欠損部分の継ぎ足し・整形・あて革補強~分解したところ縫い直し(手術でいうところの最後の縫合)‥といったところです。修理跡は残ります。↓修理前↓修理後犬に噛まれたPRADAのお財布
靴やスニーカーの履き口のカカト側も傷みやすい部分です。擦りきれたり、破れたりしたところを革や生地などをあてて補強する修理をすべり革といいます。今回のスニーカーは革をあてて補強し破れを隠しました。友達にもらった大切なスニーカーなのだそうです。これでまた履いて頂けると思います。↓修理前↓修理後スニーカーの履き口の修理
持ち手交換です。元の持ち手から型紙をおこし、革の厚み・芯・クッションなど可能な限り近づけて作成します。↓修理前↓修理後バッグの持ち手交換
リュック背面のベルトとバックルパーツが、熱で溶けてしまったそうです。ストーブか何かでしょうか?修理方法は、バックルパーツ交換(形が変わるので2本ともで交換)と、溶けたほうのナイロンベルト交換です。↓修理前↓修理後リュック背面ベルト、バックルパーツ交換とナイロンベルト交換
ご注文頂いていた靴をやっとお作りできました。紳士靴・外羽根。靴の作成、紳士靴・外羽根
コイン・カードケースのマチ部分が、縫い目から破れていました。修理方法は周辺ほどいてあて革補強・縫い直しです。ちぎれてしまったものを部分で修理する場合、完全に元どおりにはできません。(マチパーツを作り直した場合でもまったく同じ革は無理ですので、やはり元どおりとはいきません。)今回のお客様は修理後どのようになるか、心配されていましたので修理跡がなるべく目立たないように‥ということを心がけました。↓修理前↓修理後コインケースのマチ部分の破れの修理
力がかかるベルトの根元はほつれたり破れたりしやすいです。1ヵ所から、修理は可能です。■ショルダーバッグ、ベルト通しほつれ↓修理前↓修理後■リュックの背面ベルトの付け根↓修理前↓修理後ベルトの付け根、ほつれの修理
オーストリッチのバッグですが。カッターか何かでバッサリと切り込みが。表はもちろん芯・クッションを通り越して裏側まで‥。これはなかなかひどいです。修理方法は周辺分解し、表・裏とも(裏側から)あて革補強・芯・クッション補強・継ぎ足し‥仕上げはパテ埋めと色補正。言葉で説明するとシンプルですが、工程は多く、時間を要します。そしてもちろん傷口が復元されることはありません。修理跡は出ます。それでもなるべく目立たぬようにと全力を尽くします。↓修理前↓修理後2023/05/04
靴のつま先側、ステッチ付近から破れています。この状態では履くのは難しいですね。修理方法はあて革(補強と破れ隠し)修理です。お客様『片足だけ修理感が出るのはちょっと抵抗がある』ということだったので両足揃えて同様に修理しました。+カカト交換と靴磨きも施行しました。※まったく元どおりにはなりません。修理跡はわかります。↓修理前靴、革の破れ修理とカカト交換
いろいろ忙しく修理をしているうちに、5月になってしまいました。ゴールデンウィーク、今年は旅行など出かける方も多いと聞きます。ありがたいことに3月・4月もたくさん修理の依頼を頂いております。現在アトリエ・アウルを始めてから最大の遅延状況でその前からお預かりしている大がかりな修理もなかなか進められずお待ち頂いているお客様には大変ご迷惑をおかけしております。4月は休日返上でずっと作業場にこもっておりまして、夜も昼も関係なく(どちらかというと夜が明けるのをみることのほうが多いです)そうやって過ごしていると私はやはり"修理する"ということが好きなんだと思います。課題は常に技術向上です。修理してでもまだ使いたいというモノにはそれぞれの人の憶いがあり、そのひとつひとつに誠心誠意全力を尽くすことを大事にしていきたいと思っていま...2022年5月
確定申告の季節です。2晩徹夜しました。ずっと座りっぱなしだと明け方の腰痛が素晴らしいです。限界を感じながら朝からちょっと寝ます。こんなことにならぬよう次からは普段からやっておこうと(毎年)誓うのでした。本日無事に提出出来ました!これで、やれやれ。修理に専念します。水曜日の外食本日もやはり福崎町内のカフェで遅めのランチになりました。行こうと思っていたお店がお休みだったので初めて利用したカフェでホットドッグドリンクセットを頼みました。・チリドッグ・コーヒー追加で・ハリケーンポテト図書館に寄りました。フクちゃんサキちゃん(カッパ)がいます。くつとカバン修理が待っているので今日はさっさと帰ります。ホットドッグ、確定申告
水曜日の外食、今週は町内のカフェでランチ、ハヤシライスです。現在修理が詰まっているため遠出ができません。定休日も仕事場にいます。ハヤシライス
営業時間が終わると修理品の配送手続きや近場で入手できる資材や必要物品の買い物、夕飯の買い出し&ついでに本屋などに出かるのが日課です。福崎町のお店などには、あちこちに妖怪ベンチが置いてあります。↓スーパーマーケット、名前はは知らないけど何か妖怪です。見慣れると特に何にも思いません。買い物タイム
レッド・ウィングベックマン前部分のソールの加水分解、ハーフソール交換です。オリジナルのハーフソールは劣化する素材のものもあり、経年でネトネトになってボロボロ崩れてきてしまいます。修理はでこれをはがすのが最も骨が折れるのです。グラインダー(靴底を削る機械)のペーパーもこれを削るとネトネトがこびりついていっぺんでダメになってしまいます。こういうものを削るために古くなったペーパーも捨てずに置いておくのです。↓修理前劣化したものをある程度こそぎ落としてからステッチを外し新しいハーフソールを貼り、底縫いに出します。その後コバを整えて完成です。↓修理後最近はくつよりカバン修理のほうがおおいですが、私は靴が好きです。何より靴の履き込んでできたシワが好きです。ずっと眺めても飽きません。レッド・ウィングベックマン、ハーフソール
ニューバランススニーカー。脚長差、右足2cmソールアップです。前回も仕事用のくつでご依頼頂いて、2回目です。↓修理前↓凹凸を削り平らにしました。↓修理後完成後、履いて確認して頂きました。問題ないようでした。ありがとうございました。ニューバランススニーカー、右足ソールアップ
早いもので3月です。今月は定休の水曜日と金曜日の他に17日の木曜日がお休みです。革や資材を探しに行ったりしています。お待たせして申し訳ありません。今月もご依頼頂いているくつやカバンの修理をひとつひとつ丁寧に修理していきます。2022年3月
エトロのバッグ、内張り交換とファスナー交換のご依頼です。フチに巻いてある革の傷みもあり、修理のために取り外すと破れが広がると思われ、追加でフチ革交換もしました。↓修理前↓修理後内張り交換・ファスナー交換、パイピング交換
ルイヴィトンのトラベルケース、表面・内側の傷や色落ちとファスナー破れがあります。全体色補正とファスナー交換の修理です。↓修理前↓修理後ルイヴィトンのトラベルケース、色補正とファスナー交換