~白井清、18歳~(6)
清は帰りの電車に乗りながら、瀬奈との短いながらも濃密な日々を思い出していた。 何かメールするべきかとも考えたが、結局しないことにした。 そうこうして草加駅に着き、自宅へ歩き始めた頃には、清は解放感に溢れていた。 段々と罪悪感は薄れ、瀬奈との関係を終えることができた喜びが込み上げてきたのだ。 今後うまく友達としてやっていけるかは分からなかったが、今は考えないことにした。 帰宅し、さっさと…
2013/10/28 22:42
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