正直、勇一の親父は・・・ 怒りをこらえるのに必死だったらしい・・・ すごいよな・・・ 利用できるものはとことん利用する・・・ この世の中・・・ 図太く生きた方が得・・・ それはよく解っている・・・ 使えるものは全て使い・・・ 金になると思えば目の色を変え・・・ 義
家に着くと・・・ 玄関には・・・ 勇一の親父が子供たちに持たせた米や野菜などが・・・ そのまま放置されている・・・ 米などは全く炊いてもいないのだ・・・ 勇一の嫁は・・・ 帰宅したばかりらしく・・・ まだ酒の匂いはしない・・・ 早速本題を切り出す・・・ ・・・子供
勇一の親父が・・・ 子供たちから母親の事を聞いてから・・・ 1年が過ぎ・・・ 何も言わず・・・ じっと我慢していた親父が動いた・・・ 子供たちはご飯を食べにくるだけではなく・・・ 最近では・・・ ここに住んでもいいかな?なんて言うらしいのだ・・・ ご飯だけ食べにく
結局嫁は・・・ 母親の強い抗議の末・・・ 別の学級にはいかなかった・・・今の制度がどうなっているのかは全く知らないが・・・ 当時の療育は今とは全く別物だったからね・・・あの時母親が・・・ 担任の言うがままに別の学級にいれていたら・・・ 嫁の人生は大きく変わって
・・・普通の子達と一緒の授業は難しいでしょうね・・・ ・・・仲良し学級にかわったほうがいいかもしれませんよ・・・ 吐き捨てるように言ったのだ・・・ これには嫁の母親も怒りが治まらず・・・ 校長や教育委員会などをも巻き込む話になってしまったらしいが・・・ 人のい
嫁が小学校低学年の時・・・ 言葉の発音があまりよくなかったらしく・・・ テレビをテレビと言えない・・・ テレビと言おうとしても " デレビ " と濁ってしまう・・・ ”れいぞうこ”と言えずに ”でいぞうこ”と濁ってしまう・・・ 消極的で思ったことをハキハキ言えなか
今でも嫁は言う・・・ ・・・うちの母親は・・・ ・・・決して良い母親ではなかった・・・ ・・・夜も外出しないでって懇願しても・・・ ・・・出かけてた・・・ ・・・そんな母親でも母親は母親だ・・・ ・・・出来る限りの面倒はみる・・・ 子供ってそんなもんだよな・・・
嫁は結構・・・ 小さい頃の記憶は・・・ 結構ハッキリ残っているものが多いという・・・ 小学校に上がる前・・・ 自宅から100メートルほどの保育園に通ってた頃・・・ 延長時間が過ぎても・・・ 母親はなかなか迎えにこない事があった・・・ 保育園の先生達も困っている・・
悲しい思いや寂しい思いなんて・・・ その人間個人の受け止め方によっては大きな違いはある・・・ オレのさみしい悲しいと思う感覚と・・・ 嫁のさみしい悲しいと思う感覚の違いという事だ・・・ 嫁は今もはっきり覚えているというのだが小さい頃・・・ とても貧乏暮らしだっ
やはりオレの周りは・・・ 片親や・・・ 親がいるにもかかわらず・・・ さみしい思いをしてきた人間が多い・・・ でもそれは・・・ 生きていくためには・・・ 生活していくためには・・・ 必要不可欠だったかもしれない・・・ 子供に寂しい思いをさせてでも・・・ 一生懸命働
新しい人生を・・・ 歩んでいくことは・・・ とても大切な事だ・・・ 過去を振り返らず・・・ 前だけを向いて歩んでいく・・・ それは・・・ とてもとても大切である・・・ でも過去を・・・ 無きものにすることは出来ない・・・ たくさんの努力や我慢・・・ 苦しさや悲しさ
小さい子供に・・・ 悲しい思いやつらい思いをさせることになって・・・ それが・・・ その子供の将来をあんじて決断した事なのか? 自分を優先に考えてしまった結果なのか? それが前者であるなら・・・ 悲しい思いやつらい思いをさせてしまっても・・・ 子供にたくさんの愛
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