★先日お話させていただいた映画技術史の概要です★
★先日お話させていただいた映画技術史の概要です★ 先日、府中市の多摩交流センターで、全国生涯学習ネットワーク他主催による「第181回、多摩発・遠隔生涯学習講座」でお話させていただいた映画技術史の内容を要約しましたのでご笑覧ください。 1895年.映画は誕生した時には音声を持たず、のちのトーキー(発声)映画との区別でサイレント(無声)映画と呼ばれています。誕生したばかりの映画は短くて、ボードヴィルやバーレスクなどの幕間をつなぐために利用されました。音楽で成り立つこれらのステージには必ずピアノやオルガンがあり、映画にもごく自然に即興の演奏がつけられたことは想像に難くありません。その意味で、最初の映画(フィルム)自体は音声を持ちませんでしたが、音楽演奏はついていた、と考えられています。 1910年代。映画が変化に富むストーリーを持つようになり、1作品の上映時間が長くなるのと並行して人気..
2019/03/19 02:05