『妖怪アパートの幽雅な日常⑨』 香月日輪 講談社文庫
目一杯生きている人間は美しい高校最後の文化祭準備が始まった夕士のクラスの出し物は男子学生服喫茶だ担任の千秋には禁断のコスプレ姿で喫茶店のオーナーをやってもらうことになった準備の真っただ中夕士は自分のノートに悪口が書かれていることに気づくクラスの中の誰かから向けられた悪意それを受け取ったのはどうやら自分一人ではないらしいもとは児童書ですが講談社文庫として発売されて以来、大人にも人気の本書その人気を支えているはほのぼのとした日常から学べる大切なことが多く詰まっていることでしょうか主人公の稲葉夕士くんは高校生ながら両親を失くし、アパートで一人暮らしをしています進学や就職、友人関係などそれなりに悩むことはあっても自分らしく、正しいと思うことをやり通そうとする優しい子ですそんな夕士くんを支える周囲の大人たちも考えなしに彼...『妖怪アパートの幽雅な日常⑨』香月日輪講談社文庫
2013/11/17 13:43