多次元飛行船

ローフルタイプはなぜ偉そうにするのか ～2

■一人前のようでまだまだ子供ドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」1992年11月10日第一刷/1993年7月20日第二刷/春秋社👇 彼らは、実際に、攻撃的な傾向と追従的な傾向の混じり合った人物である。他人もしくは不安から圧迫を受けると、法と秩序のタイプは、破壊的な行動を爆発させる傾向がある。A・スティーヴンズ「ユング」1995年2月10日第一刷発行/講談社新書👇 キリスト教と、ドイツ社会の統制のとれた階層的構造とが、ドイツ...

2024/07/31 00:00

タイプをイメージで表す ～1

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2024/07/29 00:00

ローフルタイプはなぜ偉そうにするのか ～1

■システムに依存しきっている割に、何故か威張りたがる3タイプ。ドン・リチャード・リソ＆ラス・ハドソン「新版-エニアグラム基礎編/自分を知る9つのタイプ」角川書店👇■各タイプの鉛の法則 タイプ1-自分が何らかの形で、よこしまで、堕落し、欠陥があることを恐れるため、タイプ1は他者のよこしまで、堕落し、欠陥があるところを指摘する。 タイプ2-自分が求められず、愛されていないことを恐れるため、タイプ2は人に、愛...

2024/07/27 00:00

日本型ディストピア ～6

C.G.ユング「タイプ論」1987年5月7日・第一刷発行/1994年1月25日・第六刷発行/みすず書房👇 客体に対する彼の意識的な関係はどちらかというと抑圧されているため、客体との関係は無意識によって結ばれ、そこで無意識の諸性質を付与されている。それらの性質は何よりもまず幼児的‐太古的である。そのため彼の客体との関係は原始的であり、未開人の客体関係を特徴づけているあらゆる特性を帯びることになる。そうなると客体はあたか...

2024/07/25 00:00

日本型ディストピア ～5

■喧騒を憎み、静寂を求めて星間貨物航路のパイロットになった青年の物語。坂口尚『故郷』👇「もう地球に近いのね」 「まさか、亜光速でまだ一週間はかかる」「だって、ほら･･･あれ、自動車の警笛音じゃない･･･？ それから･･･あの音は･･･。ちょっと変ね･･･昔、鉄の軌道を走っていた電車･･･それから･･･どこかの機械工場の音のよう。･･･少し前の地球の･･･町の音よ･･･」「君は長旅で疲れてるんだ、さあ少しお休み･･･」 「･････」...

2024/07/23 00:00

日本型ディストピア ～4

■喧騒を憎み、静寂を求めて星間貨物航路のパイロットになった青年の物語。坂口尚『故郷』👇･･･気候は穏やか･･･微風はたおやかに、こめかみをすく･･･それも夜はパタリとやむ。･･･俺の望んでいた世界へ、はからずも俺は「着いたのだ」。ベートゥーベン、ハイドン、モーツアルト、シューベルト、･･･バッハ、ショパン、ワーグナー、チャイコフスキー、ヨハン。シュトラウス･･･多くの偉大な音楽家たちよ、この深遠なる静寂こそ、あなたた...

2024/07/21 00:00

日本型ディストピア ～3

■喧騒を憎み、静寂を求めて星間貨物航路のパイロットになった青年の物語。坂口尚『故郷』👇･･･積み荷の食糧は、一生食べきれぬほどある。･･･しかし救助隊がみつけられるかどうか･･･通信機器は壊れている･･･。C.G.ユング「タイプ論」1987年5月7日・第一刷発行/1994年1月25日・第六刷発行/みすず書房👇 無意識は何よりも先に客体との関係に心をくだき、しかも意識の権力妄想や優越幻想を徹底的に打ち砕くようなやり方をとる。すなわち...

2024/07/19 00:00

日本型ディストピア ～2

■喧騒を憎み、静寂を求めて星間貨物航路のパイロットになった青年の物語。坂口尚『故郷』👇C.G.ユング「タイプ論」1987年5月7日・第一刷発行/1994年1月25日・第六刷発行/みすず書房👇p407 ■（内向型の）無意識の構え 意識の中で主観的要因が優越しているということは、客観的要因が評価されていないことを意味する。客体は、本来なら与えられるべきはずの意味を、持たされていないのである。客体は、外向的な構えにおいてはあまり...

2024/07/17 00:00

日本型ディストピア ～1

■喧騒を憎み、静寂を求めて星間貨物航路のパイロットになった青年の物語。坂口尚『故郷』👇C.G.ユング「タイプ論」1987年5月7日・第一刷発行/1994年1月25日・第六刷発行/みすず書房👇 p99 つまり 「人格」がもっばら自我を意味するのは内向型の場合だけであり、外向型では人格は被刺激状態において存在しているのであり、刺激される自我の中に存在しているのではない。外向的な人の自我はいわば彼の感情に、すなわち彼の関係に従属...

2024/07/15 00:00

なりたい自分となれる自分は違う

■つくり物の漫画やゲームや映画でさえ、リアリティに支配されている関西じゃりン子チエ研究会「はるき悦己の秘密」 👇 「描いてる俺が、『あいつ、どうしてるんやろ』という感覚なんですよ。1、2回出てけえへんかったら、おかしいなあ、近所歩いてるはずなのに。そんなら、帰り道でばったり会わしたり。」(朝日ジャーナル 80.8.8) 「それで、この週には出て来えへんかっても、カルメラは今ごろどっかの縁日でカルメラ焼いてる...

2024/07/13 00:00

感覚+感情という「無理筋」 ～1

■もう一つの感覚型、外向的感覚型（タイプ7）は内向的思考型へ進まないと大人になれない。■タイプ7（外向的感情型）のウイングは6（内向的感情型）か8（外向的直観型）■それぞれの理由で親分風を吹かすドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」1992年11月10日第一刷/1993年7月20日第二刷/春秋社👇p63 人々を「タイプ分けする」方法を会得するのに秘密というも のはない。それぞれのタイプにどんな特性が伴うかを学び、人々がそれ...

2024/07/11 00:00

ソクラテスのダイモニオン

■ソクラテスのダイモニオン（コトバンク） 『ソクラテスの弁明』や『テアイテトス』などで用いられている言い方でソクラテスの実存の本質的契機の一つ。ダイモニオンとは「ダイモンのごときもの」の意でほかの対話篇でいう「ダイモンの合図」と同義。ソクラテスの態度決定においておおむね禁止の形で現れる内的な神の声、心の奥からの警告。■シネマトゥデイ『ライラの冒険 黄金の羅針盤』特集 ダイモン紹介 より 『ライラの冒...

2024/07/09 00:00

長生きしないと分からないこともある ～2

■意味とは何か･･･意味を創造した、だから重要なのです。結局私の長い長い人生を振り返ってみると、とても大変だったことがありました。自分の夢や空想を理解しようとするのなら、それはおそらく･･･意味を探すことです。ユングがしたように考えてみる･･･振り返ってね。結婚？･･･あの時私たちはとても若かった･･･20歳（はたち）と21･･･だけど長くは続かなかったの･･･離婚した時どういうわけなのか私は考えました･･･それはとんでも...

2024/07/07 00:00

長生きしないと分からないこともある ～1

古い衣を脱ぎ捨て 迫害者より一歩先を行く➡ ボブ・ディラン「ジョーカーマン」ボブ・ディラン「自由に生きる言葉」イースト・プレス👇 ボブ・ディランは最初からいたんだ。ずっとね。ぼくが子供のときにもいた。子供が何者なのか親ですら知らないということはあるものさ。（ロサンゼルス、1978年） 誰もが自分の過去の影を背負っている。しかし、それを乗り越えていかなくてはいけないんだ。（USAトゥデイ、1989年） ぼくの知...

2024/07/05 00:00

黄金の羅針盤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』👇霊感（れいかん、英: inspiration）は、神・仏が示す霊妙な感応のこと。また、神や仏が乗り移ったようになる人間の超自然的な感覚。あるいは霊的なものを感じとる心の働き。 理屈（理知的な思考過程など）を経ないままに、何かが直感的に認知されるような心的状態。また、こうした本来の意味から転じて、芸術家・哲学者・科学者などが説明しがたい形で得た着想、ひらめきのこ...

2024/07/03 00:00

ライラの冒険

どんな感じだと思う？帰る家がない人のように、所在なく転がる石のような気分って･･･➡ ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」■【ワーナー公式】海外ドラマ ダーク・マテリアルズ/ライラと黄金の羅針盤 より👇 フィリップ･プルマンのファンタジー小説「ライラの冒険」シリーズ三部作（「黄金の羅針盤」、「神秘の短剣」、「琥珀の望遠鏡」）を原作に、人の心をつかんで離さないHBOドラマのシーズン1が誕生し...

2024/07/01 00:00