思いの想い 自分だけの思い出 つづき

思いの想い 自分だけの思い出 つづき

新学期、昼休み。4年目となれば変わらない日常だけが続いている。あたしは魅録と食堂でお昼を食べ、麦茶を飲みながら放課後の予定を立てていた。「悠理~!ここにいましたか、やっぱり」振り向くと生徒会長がさわやかな笑顔で立っていた。「どしたの?ごはん?」「違いますよ。毎度おなじみ今年度の予算。悠理の部だけ未提出。早く出して下さいよ」「あ・・・忘れてた」「今日中。放課後まで」えーっ!とあたしは言う。だって魅録...