赤ちゃんの姿勢を真似て走りに繋げると足が速くなる?
~運動発達の視点から分析し、実践的なトレーニングを紹介~1. はじめに「足を速くするためには、赤ちゃんの動きを取り入れるといい」と聞いたことはありますか?一見すると走ることとは無関係に思える赤ちゃんの姿勢や動き。しかし、実はトップアスリートも取り入れている重要な要素が隠されています。本記事では、赤ちゃんの姿勢や動きが走りにどのような影響を与えるのかを詳しく分析し、実際に活用できるトレーニング方法を紹介します。2. 赤ちゃんの姿勢と動きの特徴赤ちゃんは生まれてから成長する過程で、運動の基礎となる動作を自然に習得していきます。以下の動きが特に重要です。(1) ハイハイ(四つん這い移動)赤ちゃんの代表的な動作の一つが「ハイハイ」です。この動作には以下のような効果があります。• 体幹の安定性を高める → 走るときの軸がブレにくくなる• 腕と脚を協調させる動き → 効率的な腕振り・脚運びにつながる• 股関節や肩関節の可動域を広げる → ダイナミックな走りが可能に(2) しゃがみ姿勢(スクワットポジション)赤ちゃんはよく深くしゃがみ込んで遊びます。この姿勢には以下のメリットがあります。• 足首・膝
2025/03/31 04:17