『あなたを天才にするスマートノート』/岡田斗司夫
岡田斗司夫によるノート術本。数年ぶりに再読した。「スマートノート」なる方法について書かれている一冊で、いろいろな書き方が紹介されているのだけれど、全編通して繰り返し語られているのは、ムダになる前提で構わないから、とにかくノートに書き出すこと、書いてかんがえ続けることこそが重要だ、ということだ。 曰く、ものをかんがえるというのは「武道」のようなもので、まずは型を覚え、それに従って練習を繰り返し、同じようなことを何度も何度も繰り返し行い続けることでこそ身についてくるものである。あるいは、それは「農業」のようなもので、果実が収穫できるようになるまでには、土を耕し、雑草を抜き、水や肥料をやり、それなりに長い時間をかける必要があるものである。
2020/01/29 22:14