chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • MODEL Art (モデルアート) 2023年 5月号 No.1108

    MODEL Art (モデルアート) 2023年 5月号 No.1108 最近通販で買ってるから店頭に並んだ本誌を見れてないのだけれど、グレーのA-10の機首を大きく配したモノトーンの表紙はかなり目立っていたのではないかと思う。5月号の特集は「A-10 サンダーボルトⅡ」。表紙のA-10はアカデミーの最新の1/48キットで、本特集のメインになっている。なにげにアカデミーのキットがでっかく表紙に載るのって初めてな気がする(あやふや)。 特集の...

  • MODEL Art (モデルアート) 2023年 4月号 No.1106

    MODEL Art (モデルアート) 2023年 4月号 No.1106 細かい記事が複数詰まったハウツー系の特集の中には、自分にとって有用なものとそうでないものが混在しているが、今月号の特集「ツール&塗装マテリアル最新事情」には興味深いアイテムが取り上げられていた。まず一つめはボーンペイントの超微粒子マイカ塗料。ハセガワの1/24「ケンメリ」と「117クーペ」の作例に使用されているが、1/43にもばっちりな感じだ。粒子のキメの細...

  • MODEL Art (モデルアート) 2023年 3月号 No.1104

    MODEL Art (モデルアート) 2023年 3月号 No.1104 今月号の特集は「F-35 ライトニングⅡ」。昨年の9月号のF-2以来の単機の特集で、二号続けての好特集だ。 作例はタミヤの最新キット1/48「F-35A」をはじめ、イタレリの1/48・1/72「F-35B」、トランペッター1/32「F-35C」など6例。ページ数を充分にとって各スケールを網羅している。こうして作り比べみたいな感じで同じ機体がずらっと並ぶのはやはり楽しい。模型雑誌の醍醐味だ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2023年 2月号 No.1102

    MODEL Art (モデルアート) 2023年 2月号 No.1102 特集、P34の特別記事、ニューキットレビューと、カーモデルのファンにはたまらない一冊。カーモデルの特集というと、数年前にカーモデル向けのハウツー特集があったくらいで、メーカー・車名に絞った特集に限れば、さらに昔のGT-Rかフェラーリ特集か。とにかく今回の特集「歴代Zの系譜 麗しの貴婦人フィアレディZ」は、超久々で待望の特集だ。 そんな特集の構成はタミヤの最...

  • MODEL Art (モデルアート) 2023年 01月号 No.1100

    MODEL Art (モデルアート) 2023年 01月号 No.1100 以前から年間通してハウツー系の特集が多すぎるってことを書いてきたが、最近のこの手の特集はプラスチックのスプーンやサンプルサンプルした作例の羅列に終始することなく、テーマに沿ったレッキとした作例を用意することで見応えのある誌面作りをしているように思う。今月号の特集「グリーン表現を極める」でも、各社の様々なグリーン系の塗料を紹介しつつ、下のリストにあ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 12月号 No.1098

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 12月号 No.1098 今月の特集は2020年11月号以来の1/72の飛行機の特集「近頃ナナニイが面白い」。前回の特集「定番でどうでしょう?」が比較的開発の古い定番キットをメインにしていたのに対して、今月号では表紙に載ってるアルマホビーの最新キット「疾風」を筆頭に、新しめのキットが取り上げられている。 作例はレシプロ機×3、ジェット機×3。アルマホビーの「疾風」は全面にリベットを打っ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 11月号 No.1096

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 11月号 No.1096 今月号の特集は「缶スプレー塗装講座」。定期的に組まれる筆塗りの特集と比べて、そういえばやってなかったかなーって感じの特集だ。作例は5例で、プラスチックの上からトップコート吹いた多色成形のキャラクターキット(「トコトコ ミニオン ボブ」アオシマ )も含まれている。誌面では少々分かり辛いが、表面の光沢が整えられるためトップコートをさっと吹いただけで、塗装し...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 10月号 No.1094

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 10月号 No.1094 今月号の特集は「イエロー表現を極める」。黒やメタリック色の特集は定期的に組まれているが、黄色の塗料をメインにした特集は初めてだと思う。黄色というチョイスには意表を突かれたけれど、透けや退色の生じやすい難しい色には違いない。今回取り上げられているイエローは、明るいレモンイエローぽい色から、オレンジに近い黄橙色までの色の幅で、ダークイエローやサンド系...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 09月号 No.1092

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 09月号 No.1092 今月号の特集は「三菱 F-2 戦闘機」。ファインモールドの新製品をメインに、インタビュー記事や、塗装図、実機のディティール写真で構成された、連載記事『モデリングJASDF』の拡大版といった趣きの特集だ。もちろん他社の各スケールの作例もあって、作例数こそは少ないものの、保存に耐えうる内容になっている。この保存に耐えると言うのが自分にとってはとても重要で、例え...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 08月号 No.1090

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 08月号 No.1090 今月号の特集は「ツヤあり、ツヤ消し自由自在」。通常のローテーションに戻った感じのハウツー特集だ。特集記事「各社のクリアー塗料38本 試し塗りで比較」をはじめ、プラッチックスプーンのサンプルが大活躍している。作例は下のリストの通りかなり少なめだが、仕上げに重点を置いた作例ばかりなので、誌面上の見栄えは良好で、とても美しく仕上がっている。 以前にも書い...

  • 杉戸光史『地獄を見てきた私 ひとだま少女』

    杉戸光史『地獄を見てきた私 ひとだま少女』ひばり書房 1987 ヒット・コミックス 191 怪談シリーズ 森の中で突然姉の「公子」が倒れた日から、主人公「明子」の家族は怖ろしい事件に巻き込まれていく。最初におかしくなったのは姉だった。老婆のような姿に変わり、腕を蛇のように伸ばして明子に絡みついてくる。しかもその姿を両親には見せないから、誰も明子の話を信じない。 ある夜、人面ひとだまに憑依され、面貌を醜く変え...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 07月号 No.1088

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 07月号 No.1088 今月号は艦船。艦船の記事が非常に充実している。まるで艦船の別冊でも見てるような感じ。特集は「ミッドウェー海戦の真実」。従来、日米の空母決戦とされてきた「ミッドウェー海戦」は、実は艦隊決戦だったのでは? という視点で組まれた特集。従来の説がどんなものか知らない自分にとっては(映画の印象しかない)、真実って言われてもピンとこなかったのだが、その辺りの基本...

  • 『三大怪獣 地球最大の決戦』

    『三大怪獣 地球最大の決戦』 流星の降る冬の夜、黒部ダム近郊の山中に巨大な隕石が落ちた。それと同じ頃、日本に向かうセルジナ公国の専用機が爆破される。搭乗していたのは「サルノ王女」。彼女を狙った暗殺である。ところがしばらくすると王女そっくりの自称「金星人」が東京に現れ、「ラドン」「ゴジラ」の出現と地球の危機の予言をはじめた。マスコミに登場したことから、再びセルジナの殺し屋集団から命を狙われる金星人...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 06月号 No.1086

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 06月号 No.1086 今月号の特集は「ブラック表現を極める」。いつものマテリアル紹介系の特集かと思いきや、しっかりと作例が伴った好特集だった。作例は6例。夜戦に黒特集定番のロータスJPS、変わり種として「松本城」なんてのも含まれている。言われてみれば確かに日本の城郭には白と黒のイメージがある。「松本城」は童友社1/350の古めのキットだが、作例はきっちりと組まれた端正な仕上が...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 05月号 No.1084

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 05月号 No.1084 今月号の特集は「フレンチデルタの誘惑 ミラージュ戦闘機を味わう」と「春の水性塗料まつり」の2本。「春の〜」の方はいつもの特集の省エネ版といった感じなのだが、「ミラージュ~」の方は昨年のファントム特集以来の特定の機種の特集だ。表紙がプラモ雑誌ぽいのが嬉しい。特集記事は各型の解説と作例が5例。作例の数自体はまずまずの数なのだが、5例のうち2000シリーズが3...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 04月号 No.1082

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 04月号 No.1082 今月号の特集は「「ちょっと待った! その下地、大丈夫!?」。塗装前のプラスチックの表面仕上げについての特集だが、分かりやす過ぎるほど分かりやすかった先月号の「切る」特集に比べると、タイトルから受ける印象は少々曖昧で、内容もかなり雑然としている。ツール紹介の特集なのか、テクニックの特集なのか、どちらかに軸を定めるべきところを、どっちつかずのままになって...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 03月号 No.1080

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 03月号 No.1080 先月、先々月号とは打って変わって、通常営業に戻った今月号の特集は「模型作りの始まりは「切る」から」。表紙を一見してものすごく分かる通り、カッターナイフの特集である。プラモ作るなら最初はまずニッパーからな気もするが、今回はカッターを中心に切り出し用の刃物の特集になっている。 カッターといっても様々で、折る刃式のカッター、デザインナイフ、サークルカッ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 02月号 No.1078

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 02月号 No.1078 年末だからなのか、今月に入って某webショップで予約注文してたプラモデルが四箱も届いた。嬉しいことは嬉しいけれど、何も今月にまとめて来なくてもなぁーってのが正直な感想。実はほぼ頼んだのを忘れていたのだが、MPCの「スペース1999 スタンガン&コムロック」は6月に発売予定だったのが半年遅れて届いた(予約したのは4月)。予定よりも遅く届くのがデフォだとはいえ注文...

  • MODEL Art (モデルアート) 2022年 01月号 No.1076

    MODEL Art (モデルアート) 2022年 01月号 No.1076 2021年最後の特集は「あなたの知らない水性塗料の使い心地」、ハウツー系の特集である。年間通して半分以上がハウツー系の特集となった。今回の特集はひたすらマテリアルやツールが並んだ特集ではなく、作例もたっぷり載っている。ラインナップも下のリストのようにとんでもなくバラエティに富んでいる。電車、妖怪、食品と、バラエティに富みすぎていてはちゃめちゃになっ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 12月号 No.1074

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 12月号 No.1074 2021年最後の特集は「あなたの知らない水性塗料の使い心地」、ハウツー系の特集である。年間通して半分以上がハウツー系の特集となった。 今回の特集はひたすらマテリアルやツールが並んだ特集ではなく、作例もたっぷり載っている。ラインナップも下のリストのようにとんでもなくバラエティに富んでいる。電車、妖怪、食品と、少々カオスすぎるような気もするが、こういっ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 11月号 No.1072

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 11月号 No.1072 今月の特集は「やっぱりモデラーは英国が好き」、本誌としては久々(イスラエル軍の特集以来かな)の国括りの特集だ。 内容は英国軍機中心でAFV関連の記事は2例のみだが、その2例の存在感がやたら強くて面白かった。記事の内訳は飛行機5、AFV2、艦船は作例なしで空母クイーン・エリザベスの資料写真という構成。 まず目を引くのは巻頭に賑々しく登場する英国製の試作珍兵器「...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 10月号 No.1070

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 10月号 No.1070 今月の特集は「マスキング材活用術」、どう転んでも地味な絵面になりそうなハウツー系の特集だが、作例数がこの手の特集としては異例に多く予想外に楽しかった。 特集は冒頭にツールの紹介があって、その後に作例がずらっと続く。飛行機6例、戦車2例、戦艦1例という構成。マスキングの特集だけに、キットの製作についてはさらっと触れられているだけだが、それでもこれだけ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 09月号 No.1068

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 09月号 No.1068 今月の特集は「調色を制して塗装を制するⅡ スタンダード編」。いつものハウツー系の特集だが、一冊通してみるととくにカーモデルが充実していて満足度はかなり高い。また二本の特別記事も特別感があってよかった。 特集はカラーチャートや色相環がたっぷり載っていて、デザインのテキストみたいな雰囲気。内容は分かりやすいが、とくに模型に特化した内容でもないし、検索す...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 08月号 No.1066

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 08月号 No.1066 今月の特集は先月号に続いてハウツー系じゃない特集、「Love ♡ Phantom ショートノーズ編」。タミヤの新製品、1/48「F-4B ファントムⅡ」を大きく取り上げた特集だ。タミヤのファントムはファントム好きな人はまず間違いなく1個以上は買うであろうキットだけに、本誌の売れ行きも好調なようだ。いつもより数日遅れでようやく本屋に行けたのだが、その時点で店頭分は残り2冊に...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 07月号 No.1064

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 07月号 No.1064 今月の特集は「AFVヴィネットの製作術」。ヴィネットと言われても小さいジオラマ? って感じの認識しかなくて、実際定義は曖昧らしいのだが、今回の特集ではあっさり「一場面を切り取ったコンパクトなジオラマ」と定義している。この「一場面を切り取った」というのがポイントらしく、最低限のシチュエーションの有無が単なる展示ベースとヴィネットを分けるようだ。 作例は7...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 06月号 No.1062

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 06月号 No.1062 デカール特集号。ちょっと久々な気がして調べてみたら、前回の特集は2019年12月号だった。今月号は特集のほかにもカーモデルの作例が多く、それぞれデカールやデカールをもとにした塗装の解説がされている。 特集の作例はカーモデル×1、飛行機×2の3例。作例数は少ないけれど、製作の過程が詳細に解説されているので、作例ごとのページ数は多め。GT-Rの作例ではドライヤー(古...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 05月号 No.1060

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 05月号 No.1060 今月号はハウツー系でない特集。そのわりには特集以外のページも含めて作例数は少なめだったが、それでも一つのキットに二つの作例があったり、先月号と同様一つの作例にたっぷりページが割かれているので物足りなさは感じない。ハウツー系特集多すぎ!! とは思うものの、個人的にはこの編集方針は大歓迎だ。 特集は「現代の空母機動部隊 ロナルド・レーガン空母打撃群」。横...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 04月号 No.1058

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 04月号 No.1058 今月号の特集は「知って納得! スジ彫りのあれこれ」。先月に続いてハウツー系の特集だが、今回は基本的な技術とツールの話なので、記事のこなれ具合が全然違う。作例数こそ先月号と比べて少ないが、特集の内容が分かりやすく反映された途中写真が多く、物足りなさは感じなかった。 記事では凸線の凹彫り化、スジ彫りの修正・改善、スジ彫りを新規で掘る場合について、作例を...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 03月号 No.1056

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 03月号 No.1056 今月号の目玉は特別記事の『やっぱりGTRは“R32”』。 R32は各社から発売されてはいるものの、これまでオビに短しタスキに長し(?)といった状況だったのだが、ここにきてハセガワから決定版が登場した。↓見ての通りのスーパーキットで、実車のラインを的確に抑えた形状もさることながら、ライト周りの表現が特に素晴らしい。このキットのデータをスケールアップして、1/12で出...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 02月号 No.1054

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 02月号 No.1054 今月の特集は「これから始めるエアブラシ」。先月のファントム特集とは打って変わって、いつものハウツー系の特集に戻った。 内容はエアブラシの構造と種類の解説と、選ぶ際のポイントから入って、塗料の濃度、溶剤、吹き方、メンテなどについて、サンプルを多用して「これくらい知っていればまず大丈夫」って感じの解説をしている。自分はオリンポスの古いハンドピースをメ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2021年 01月号 No.1052

    MODEL Art (モデルアート) 2021年 01月号 No.1052 この前、1/700「橋立・厳島」買ったって書いたけど、届きました。橋立・厳島の2艦セット。思ってたよりかなり小さくて、精密なキットだった。作例のようにきっちり作るのは大変そうだ。しかしこうなるとレジンキットの松島も欲しくなってくる。 で、今月は少しだけプラモに時間を割くことができた。作ったのは買ったばかりの橋立・厳島ではなくて、ハセガワの1/72「コブラチ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 12月号 No.1050

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 12月号 No.1050 今月の特集は「調色を制して塗色を制する」。デザインの教科書みたいに「色相」「明度」「彩度」の解説から入る、ペイント・ハウツー系の特集だ。この手の特集ではマテリアルのサンプル数の割に作例が少ないのが当たり前で、物足りなく感じることも少なくないのだが、今回はスピットファイアなどメジャーな航空機中心に作例多め。レイトンハウス・ローラの作例なんて久々に見...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 11月号 No.1048

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 11月号 No.1048 表紙をぱっと見ただけではよく分からないが、今月の特集は待望の1/72航空機特集「定番でどうでしょう?」。模型店・量販店の棚に、品切れになることなくいつも並んでる「定番」キットに注目してみようって感じの特集だ。自分にとっては今回作例になっている「ジャギュア」はまさにそれで、あとはハセガワ1/72の隼や疾風、タミヤのウォーバードコレクションあたり。 今回の特...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 10月号 No.1046

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 10月号 No.1046 今月の特集はいつものパターンに戻ってハウツー系、「知って納得! スミ入れの作法」。スミ入れだけで特集一本という、非常に思い切った企画である。作例も4例と少ない。ただしサンプルと情報量は相当のもので、思いつく限りのスミ入れ情報が詰め込まれている。スミ入れ尽くしである(AFVに用いられる、ウェザリングと不可分な特殊なスミ入れについては今回は触れられていない)...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 09月号 No.1044

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 09月号 No.1044 夏といえばってことで、今月の特集は海モノ「日米 軽/護衛空母建造のススメ」。タイトルだけでは全然ピンとこなかったのだが、軽/護衛空母とは正規空母の補佐や前線拠点への航空機輸送、対潜戦闘を担った艦船を指す。多くは既存艦船からの改造だったらしい。自分が知ってるくらいの有名どころとしては、軽巡洋艦ベースの「インディペンデンス CVL-22」が軽空母である。 そん...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2020年 07月号 Vol.134

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2020年 07月号 Vol.134 今回の特集は前号に続いてレシプロ機の特集「ドイツ空軍夜間戦闘機」。非常に喜ばしい。 特集の作例は1/32〜1/72スケールが8例とやや多め。その分、特濃5例だった前号あたりと比較すると、あっさりとした印象も受ける。物足りないってわけではないのだが。途中写真の量なのかな。 作例8例のうち3例は、造形村1/32、タミヤ1/48、プラッツ1/72のウーフー。...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 08月号 No.1042

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 08月号 No.1042 今月号の特集は「精密緻密は模型づくりの要です!」。一見いつものハウツー系かと思いきや、がっつり作例が載ってて嬉しい誤算となった。作例は飛行機×2、カーモデル×1の正味3例。特集としては少ないけれど、どれも見応えのある作例なので物足りなく感じることはなかった。ハセガワの1/48『川崎 T-4 “航空自衛隊”』はレジンパーツ、エッチングパーツ、3Dプリントパーツなど、...

  • 『拷問の密室』

    『拷問の密室』 中世のとある王国では王位継承を巡る争いが勃発していた。王が謀殺されたのである。手を下したのは継承順位最下位の妾腹の伯爵ノーマン。王位はアルバート公爵が継承することになったが、彼は知的障害者で意思の疎通さえ覚束ない。そこでさっさと世継ぎを作らせるべく、適当な女性を王妃として当てがうことになった。白羽の矢が立ったのは貧しい村娘のヘザーだった。彼女は王宮の兄弟姉妹が血で血を洗う謀略の渦...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 07月号 No.1040

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 07月号 No.1040 今月号の特集はペイント、ツール系ハウツーじゃないハウツー特集、「ハウツー ビルド オートモデル2020」。2019年6月号の「ハウツー ビルド カーモデル」以来のカー&バイクに絞ったハウツー特集だ。表紙の赤いランチアデルタがめっちゃかっこいい。 で、そんな待望の特集の印象はというと、思ってたのと違う、こんな風になったのか、って感じだった。なにせバイクの作例を...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2020年 05月号 Vol.133

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2020年 05月号 Vol.133 今回の特集は「川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改」。レシプロ機特集は大歓迎だけどちょっと地味かもなー、って予想は大きく裏切られて、大変充実した特集だった。 作例は1/24〜1/72の各スケールが5例(強風11型含)、中でも巻頭から10ページにわたって掲載されているバンダイ1/24の「紫電改」は凄かった。1973年初版のキットの全面に手を入れて、濃厚で迫力の...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 06月号 No.1038

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 06月号 No.1038 本誌の美点は豊富な途中写真と、紹介されるキットがバラエティに富んでいるところ。正直、最近の怒涛のハウツーラッシュには辟易しているが、それでもその辺りの美点はしっかりと感じられる。店頭で見かけないか、見かけても興味の対象外ってことでスルーしてしまうようなキットの作例を見られるのは楽しい。 今月号の特集はまたしてもペイントハウツー「エアブラシ&缶スプレ...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2020年 03月号 Vol.132

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2020年 03月号 Vol.132 毎年恒例のコンペ特集号、今回のテーマは「宮崎駿の雑想ノート」。というわけでシブめの古典機マイナー機がずらずら並んでいる。 今回の応募総数は70点で、準備期間1ヶ月にしては予想外に多かったとのこと。巻頭に並んでいる作例はすべて応募作品ばかりだが、どれも完成度が高いし、途中写真まで載ってるから、通常の作例記事と比べても全く遜色はない。特...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 05月号 No.1036

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 05月号 No.1036 今月号の特集はまたまたペイントハウツー「知ってなるほど やって納得 迷彩塗装」。主に現用機の塗装についての特集で、作例はウェザリングに重点を置いたジェット機4例となっている。今回の特集にはこなれてないというか、とっ散らかってるような印象を受けた。各社ごとの同色の塗料(エアモデル用特色)を比較した有用な記事もあるのだが、そんな塗料そのものの色味の比較か...

  • 『女バイキングと大海獣』

    『女バイキングと大海獣』 女バイキングたちの集落ストンヨルドでは、ある問題が発生していた。海に出た男たちが三年ものあいだ帰ってこないのだ。残された女バイキングたちは、男たちを探すために十人ほどのメンバーを選出し、海に乗り出した。ところが出発早々舵を失うトラブルが発生、次いで渦潮に住む大海獣に襲われ、落雷で船が炎上する。 遭難した彼女たちが仲良く打ち上げられたのは見知らぬ浜辺だった。そこは謎の騎馬...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 04月号 No.1034

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 04月号 No.1034 今月号の特集はまたしてもペイントハウツー「絶対攻略! 筆塗り塗装2020」。ただ今月は下のリストの通り作例多め、バイク(タミヤ1/12「YZF-R1M」)を丸ごと筆塗りするといった興味深いネタも含まれている。YZF-R1Mの作例は残念ながらカウルなどがエアブラシで塗装されているため、やや企画倒れな気がしないでもないが、それでもパーツの大半を占める金属色のパーツは全て筆塗り...

  • 三智伸太郎『恐怖!! 人形に殺される』

    三智伸太郎『恐怖!! 人形に殺される』ひばり書房 1986 ヒット・コミックス 105 神社の裏手。お下げの少女がただならぬ様子で地面を掘り返している。人形を埋めようとしているのだ。作業を終えて足早に去ろうとした少女に、突然異変が生じる。呼吸困難を皮切りに、目玉が流れ落ち、筋肉が断裂し、全身のあちこちから血液が噴き出した。やがて彼女が絶命すると、地面から何かが飛び出してくる。それはついさっき少女が埋めたばか...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 03月号 No.1032

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 03月号 No.1032 今月号の特集は「メタリック塗装 成功のメゾット」。ハウツー系の特集なので先月に続いて作例は少ない。毎号NEW KIT REVIEWやでものはつものを見てると、新製品を組み込んだ特集も組めそうな気がするけれど(ポルシェの特集が見たかった)、諸般の事情につきってことだろうか。ちなみに来月号もハウツー系の特集らしい。 で、今回の特集の唯一の作例がタミヤ1/12『カワサキ Ni...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2020年 01月号 Vol.131

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2020年 01月号 Vol.131 表紙が久々にイラストの1月号。毎号こんな感じにして欲しいくらい良い雰囲気なんだけど、描かれてる機体はルーマニア空軍のIAR80、シブい機体だけに売り上げに影響しないかハラハラしてしまう。またこの号は筆塗り塗装のハウツーDVDが付録に付いて2500円という特別価格になっている。DVDの内容自体は見ていて結構楽しかったけれど、広告込みで100ページほど...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 02月号 No.1030

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 02月号 No.1030 毎年書いてるけど、この時期は時間が過ぎるのがやたらに早い。見るのが追いつかないアニメやドラマがドカドカ溜まっていく。エルガイムとイデオンで毎日1時間、その上うっかりスタートレックHD完全版を撮り始めてしまったので、毎日確実に2時間は見れない番組が増える。せめて年末年始はTV見ながらのんびりプラモ作りたい。 今月号の特集は「エキスパートのスキル&ツール」...

  • いけ『ねこむすめ道草日記〈19〉』

    いけ『ねこむすめ道草日記〈19〉』徳間書店 2019 リュウコミックス 掲載誌がwebに移行して2冊め。収録されているのは「第114話 化け衣スーツ誕生秘話で道草」から「第119話 どうしてもジッパーが気になっちゃって道草」までの6編とおまけが6編。表紙に載ってる群馬県のIWONなるショッピングモールを舞台にした、狛犬姉弟メインのバトル尽くしの一冊。一応第〜話となってるけど、「化け衣」をキーアイテムにストーリーは繋がっ...

  • MODEL Art (モデルアート) 2020年 01月号 No.1028

    MODEL Art (モデルアート) 2020年 01月号 No.1028 おめでたい感じの2020年1月号は特集が二本立て。第一特集は「令和の初出し! F-14トムキャット」、第二特集は「2020年 新塗料の調べ」。薄くなりがちな二本立て特集だが今回はかなり濃密だった。 第一特集のメインのキットはアバンギャルドの1/48とグレートウォールホビーの1/72「F-14D」。作例のディティールを捉えた画像が多く、製作上のポイントや塗装の過程が豊富な途中...

  • 飛鳥の石造物と都塚古墳について その3

    奈良県明日香村に行ってきました。五年ぶり三度目の明日香です。 今回の目的は前回行きそびれた「益田岩船」と、前回ブルーシートで覆われていた「都塚古墳」を再度見学すること。その後は奈良県内の倭姫命関連の神社&史跡に向かいました。 まずは益田岩船から↓...

  • 『人喰い魔神・裸女狩り』

    『人喰い魔神・裸女狩り』 バカンス中のトップモデル、ローラが誘拐された。ローラの所属事務所の社長に救出を依頼された交渉人のピーターは、誘拐犯のアジトがある南海の孤島、プエルトサント島へ向かう。ところがその島のジャングルには、食人族とウワサされる裸族が生息していて、魔神に生贄を捧げていた。魔神は白人の女を好み、生贄の心臓を喰らうという。 ピーターは誘拐犯との交渉に失敗、そのどさくさに紛れてローラは...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 12月号 No.1026

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 12月号 No.1026 今月号もマテリアル系、デカールの特集だ。デカールオンリー。これまで塗装や仕上げ特集の中でちょこっとずつ取り上げられてきた、デカールへの染み上がりやクリアーコーティングが、図とサンプルを駆使して大々的に取り上げられている。実際にデカールが染まった経験がないと何それ? って感じの記事だけど、キット製作の最後の最後の段階で発生する上に、リカバリーはほぼ不可...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 11月号 Vol.130

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 11月号 Vol.130 11月号の特集は『松本州平の飛行機模型テクニクス』。 名物連載「改造しちゃアカン? リターンズ!」をブローアップした感じの特集で、構成も連載に準じている。作例は清く1例のみ。それが表紙に載ってるハセガワ1/32「Bf109G-6」、おなじみのキットである。記事によれば「Fw109D-9」と迷った末に、普通っぽさでBf109G-6をチョイスしたとのこと。 特集記事の...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 09月号 Vol.129

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 09月号 Vol.129 最近ようやく生活が落ち着いてきたので、溜まりに溜まった深夜アニメや、買ったままになってたBDを少しずつ消化しつつある。あとは車にドラレコつけるのと、プラモ作りたい。 9月号の特集は『HAYABUSA』。ファインモールドの1/72「隼 一型丙」を強烈にプッシュする特集だ。「マガジンキット隼はなにが”事件”だったのか。」といった読んでて微妙な気分にな...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 11月号 No.1024

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 11月号 No.1024 またしてもマテリアル系の特集で、来月号ではさらにデカールをやるらしい。 この手の特集には、新製品に乗っかっただけで普通の記事でも充分な情報量の特集と、送り手の妙なやる気が感じられる上に、しっかり有用な特集がある。今回は後者寄り。この手の特集の通例で特集自体の作例こそ少ないが、特集以外のページには飛行機プラモの新製品特集が組めそうな数の作例が載って...

  • 荒川千尋, 坂東寛司『招き猫博覧会』

    荒川千尋, 坂東寛司共著『招き猫博覧会』白石書店 2001 パレットブックス タイトル通りの招き猫本。オールカラーで手に入りやすく、招き猫関連ネタが広く紹介されていて、入門用としてぴったり。 全体は「千変万化招き猫」「ふるさと自慢 郷土玩具招き猫」「御利益いろいろ 寺社招き猫」「珍品・逸品・絶品招き猫」「お招きグッズマーケット」「アートな招き猫が拓く新世紀」の6章に分かれていて、各章に20ページほどが当て...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 10月号 No.1022

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 10月号 No.1022 今月のモデルアートの特集は「ハウツービルド アグレッサー&フランカー」。月刊誌で組める特集としては、現状これ以上ないほど良質な特集になっている。実は予告を見た時点では、アグレッサーかフランカーかどっちかにすればいいのになーなどと思っていたのだが、蓋を開けてみたらそれは全くの杞憂だった。二つのネタが乖離することもなく、うまくまとめられている。作例は1/...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 07月号 Vol.128

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 07月号 Vol.128 7月号の特集は『SWEDISH AIR FORCE PART2』。二度目のスウェーデン空軍特集だが、今回もサーブ社の機体がずらっと並んでいる。北欧の特集号は誌面の構成が毎回クリーンで、作例の画像が見やすくて嬉しい。記事は文字が小さくて読みにくいが。 以前も書いたけど自分は北欧の空軍機が結構好きなので、珍しく1/72以外のスケールも買っているのだが、実は今回...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 09月号 No.1020

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 09月号 No.1020 今月号の特集は「知って納得 フィギュア塗装」。なんでもフィギュアメインの特集は本誌初のことらしい。個別の記事ならAFVのお供として無数にあったし、最近ではハウツー系の特集の作例や、海外モデラーの紹介記事の中でフィギュアが取り上げられることも多くなってきてたけれど。初めてってのは意外だった。 で、その初の特集の印象はというと、一言でいってカオス。目につ...

  • 『ほんとにあった怖い話〈27〉読者の恐怖体験談集』

    『ほんとにあった怖い話〈27〉読者の恐怖体験談集』朝日ソノラマ 1994 ハロウィン少女コミック館 読者層の変化に合わせてか前巻同様、投稿者(体験者)の年齢は高め、学校の怪談やコックリさんなどのエピソードはすっかり無くなって、住居や職場での体験談が中心になっている。全体の印象も粒揃いとは言い難く、短めのエピソードは埋め草にもなってない感じだった。そんな第27巻だが、本書には超ハイレベルなエピソード「第一話 ...

  • 飛行機模型スペシャル No.25

    『飛行機模型スペシャル No.25』モデルアート社 2018 発売から随分経ってしまったが『飛行機模型スペシャル No.25』の感想。実は本屋から届いた最新26号発売のお知らせを見て、投稿してなかったことに気付いたのだった。 25号の特集は『帝国陸軍・帝都防空戦』。1/32〜1/72スケールの新旧キットがずらっと並ぶ、この別冊お馴染みの構成だ。旧日本軍機にはあまり興味がなくても、一つか二つは作ったことのあるキットが載ってる...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 08月号 No.1018

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 08月号 No.1018 今月号の特集は「艦船模型製作の肝は比較と作り込み」。作り込みは分かるけど、比較とは? って感じの特集だ。ざっと目を通してみると、先月号の予告にあった「戦艦大和と艦船模型 製作法のあれこれ (仮題)」の方がぴったり来てるような気がした。 特集の作例はフジミの1/200大和パーツと、アオシマの1/700「護衛艦 あさひ」の2例だが、サンプルの途中写真や実艦の画像をたっ...

  • 末広恭雄『魚の風土』

    末広恭雄『魚の風土』河出書房新社 1985 河出文庫 毎月JAFから送られてくる動物の表紙の冊子に松任谷正隆のエッセイが載っている。主に自動車に関連するアレコレを書いたエッセイなのだが、数号前のネタが路上の怪談だった。いつもはふわっと目を通すだけだったが、思いがけないところで好みの記事を見つけて、なんか得した気分になった。 自分にとって魚釣り関連の本は、そんな思いがけないところのひとつで、いい話の穴場で...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 07月号 No.1016

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 07月号 No.1016 てっきり特集に合わせたデザインなのかと思ったが、表紙がおめでたい感じなのは新元号一冊めを記念してのことらしい。正月とか元号とかこういうところに拘るのが、なんとなく本誌らしいと思う。あと気付いたら広告ページを除いて誌面が完全にカラーページになっていた。新製品の紹介はもとより読者ページまで。紙質のいい雑誌なのでカラーページ増量は嬉しい。 特集は数号前...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 05月号 Vol.127

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 05月号 Vol.127 更新がズレにズレまくっているが、『SCALE AVIATION』5月号の特集は『メッサーシュミット Me323 ギガント』。その冗談みたいなデカさと形状から知名度の高い(おそらく人気も高い)機体である。自分が知ってる限り、これまで模型雑誌で特集されたことはなかったはず。とても珍しい特集だ。で、そのギガント、実機がどのくらいのサイズかっていうと、戦車やト...

  • 手塚治虫『鉄の旋律』

    手塚治虫『鉄の旋律』(『手塚治虫漫画全集 MT96 鉄の旋律』講談社 1980 所収) 妹がイタリアンマフィアの御曹司と結婚した。主人公のダン・タクヤもなし崩し的にファミリーの一員となった。マフィアの内情に無知だったタクヤは、知らずファミリーの掟を破ってしまい、残酷な制裁を受けることになった。両腕をトロッコで轢断されたのである。瀕死の状態でファミリーから放逐されたタクヤは「意志どおりに動く義手」を求めてさま...

  • 『ほんとにあった怖い話〈26〉読者の恐怖体験談集』

    『ほんとにあった怖い話〈26〉読者の恐怖体験談集』朝日ソノラマ 1994 ハロウィン少女コミック館 前巻とは打って変わって玉石混淆な一冊。作画、構成が安定したエピソードに混じって、久々にかなり崩れた作画が見られた。また投稿内容を消化しきれないまま終わってしまってるような、ごく短いエピソードもあった。投稿者(体験者)の年齢は前号よりやや上がっており、住居や職場の体験が中心になっている。この巻にもドラマ化された...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 06月号 No.1014

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 06月号 No.1014 今月号はの特集は「ハウツービルド カーモデル」。超久々、ここ数年来なかったカーモデルの特集だ。記事の冒頭にも「最近は全然カーモデルを正面から取り上げておらず、それを反省(!!)する意味を込めて、久々にカーモデルを特集します」とある。MAでは新製品が出れば「NEW KIT REVIEW」で取り上げられているし、充実した特別記事やカーモデルの連載記事もあるので、それほど...

  • いけ『ねこむすめ道草日記〈18〉』

    いけ『ねこむすめ道草日記〈18〉』徳間書店 2019 リュウコミックス 先月、めでたく刊行された最新刊。雑誌がwebに移行してもこうして単行本をしっかり出してくれるのは有難い。 で、この18巻の中身はというと、前巻で予告されてた通りの「話も作画もまったりほのぼの進行」。……いつもと一緒だ。というか何もなさ具合は初期の巻に戻ったかのような何もなさ。新たに登場する主要な妖怪キャラは「雷様」くらいで、あとは黒菜を...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 05月号 No.1012

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 05月号 No.1012 今月号の特集は「今さら聞けない!? 接着剤」。プラモデル用の接着剤だけで特集一本である。こうなってくると橋脚専門誌やトンネル専門誌やタイヤ専門誌みたいな、不思議なオンリー雑誌に近い印象になってくる。内容は接着と接着剤にまつわるQ&A、各社各種接着剤の解説、シーン別接着剤の選択とベストな使い方、さらに接着以外の用法やハンダ付けについても軽く言及されている...

  • 『吸血鬼サーカス団』

    『吸血鬼サーカス団』 1810年、セルビアのシュテッテル村では子供の行方不明事件が頻発していた。犯人はミッターハウス伯爵。吸血鬼である。村人たちは徒党を組んで伯爵の城を襲撃し、伯爵の胸に杭を突き立てた。これで村は安泰、かと思いきや伯爵は死に際に不吉な言葉を残した。村全部を呪ってやると。 15年経った。シュテッテル村には忌まわしい病が蔓延していた。村人が次々に死んでいく。伯爵の呪いではないか、そう口にす...

  • 大阪圭吉『幽霊妻』

    大阪圭吉『幽霊妻』(『とむらい機関車』国書刊行会 1992 探偵クラブ 所収) 専門学校の校長、平田章次郎が殺害された。46歳だった。彼は厳格で口喧しい学者肌の男で、最近も判然としない理由から、一回りも年下の妻を離縁していた。そして元妻が身の潔白を訴える遺書を残して自殺したと聞いても、葬儀にさえ出ようとしなかったのである。そんな偏屈な平田の様子が目に見えておかしくなったのは、しぶしぶ出かけた元妻の墓参か...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 03月号 Vol.126

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 03月号 Vol.126 いつもの値段に戻った3月号の特集は、毎年おなじみのコンペ特集「SCALE AVIATION Convention 2019」、お題は「フランカー」。てことで特集関連の製作記事はなし。でもかっこいいフランカーの作例(応募作品)がたくさん載ってるし、審査員のコメントなんかもあって、結構読めるところも多い。フランカー好きにとっては楽しい一冊になっていると思う。 今回グ...

  • ピエール・プロブスト『カロリーヌのぼうけん』

    ピエール・プロブスト(Pierre Probst)絵と文, 土家由岐雄文『カロリーヌのぼうけん』(“Le voyage de Caroline

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 04月号 No.1010

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 04月号 No.1010 今月号の特集は「塗料&塗装用ツールの最新事情」。毎度お馴染みのプラスチックスプーンの活躍回だ。作例は塗装のサンプルって感じで製作記事こそ無いが、扱われている塗料の種類の多さや「実験」の多様さで、充実した特集になっている。今回取り上げられた塗料は「いよいよ日本に本格上陸」のポーランド製「HATAKA」を筆頭に、「AKリアルカラー」「ファレホ」「Mr.カラー」「タ...

  • 園相神社/川原神社について 宮川沿いの倭姫命御巡幸伝承地 その2

    その1からの続きです。「園相神社 (そないじんじゃ)」について 次に向かったのは三重県伊勢市津村町に鎮座する園相神社。しかし当然迷う。地図見てるのに迷う。県道22号線↑をどんどん走って、たまに戻ってみたりする。結局目についた農協に駐車して、道を尋ねることにした。幸いにも目的地は農協のすぐそばだったことが判明。結構いいところまで来てた。惜しかった。 続きは下の「続きを読む」から↓...

  • 久具都比賣神社について 宮川沿いの倭姫命御巡幸伝承地 その1

    三重県の中南部を流れる「宮川」沿いに点在する「倭姫命」の御巡幸伝承地にお参りしてきた。 うちの車にはカーナビがついてないので、いつも地図を見て、道が分からなくなったらまた地図を見る、を何度も繰り返す。そんな効率の悪い方法で目的地に向かうのだが、今回は(も)とんでもなく迷いまくった。最終的には近隣の住人の方々のお世話になってしまった。行き止まりの曲がりくねった道をバックで数百メートル戻ったりした。道...

  • 飛行機模型スペシャル No.24

    『MODEL Art (モデルアート) 増刊 飛行機模型スペシャル No.24 2018年 11月号』モデルアート社 2018 遅くなってしまったが『飛行機模型スペシャル No.24』の感想。今回の特集は『第二次大戦の艦上攻撃機/雷撃機』、1/48・1/72スケールの日米英国機が並ぶ充実した特集になっている。好きな機体、キットを持ってる機体が複数含まれた個人的に満足度の高い特集だったのだが、まずは連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!...

  • つのだじろう『うしろの百太郎〈6〉』その2 完

    つのだじろう『うしろの百太郎〈6〉』講談社 1983 KCスペシャル 36 前回の『うしろの百太郎〈6〉』その1(←前の記事へのリンクです)の続き。同巻に収録された『月刊少年マガジン』版の読み切り短編の感想です。「第一話 仮面の地縛霊」 一太郎が通う中学の校舎の非常階段に、幽霊が出るとの噂がたった。早速調査をはじめた一太郎の前に噂の霊があっさりと出現。まるで仮面のような男の顔だけが宙に浮かびあがった。直後、やって...

  • つのだじろう『うしろの百太郎〈6〉』その1

    つのだじろう『うしろの百太郎〈6〉』講談社 1983 KCスペシャル 36「第十九章 奇跡の心霊治療」「わからん……今度の事件ばかりは……」そう呟く一太郎父。事件とは前巻「第十八章 幽霊寺の怪」(←前の記事へのリンクです)で描かれた心霊絡みの殺人事件である。一太郎親子は揃って事情聴取を受けるが、真実を語っても当然官憲は信じようとしない。そればかりか逮捕さえ匂わせてくる。思い余った一太郎は幽体離脱をして百太郎に縋ろう...

  • SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 01月号 Vol.125

    SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2019年 01月号 Vol.125 DVDが付録についた1月号、特集は2017年11月号に続いて「林周市の世界Ⅱ」。好きな機体が複数載ってたこともあって満足度の高い一冊だったが、DVD見てから感想書こうと思ったきりすっかり忘れてしまっていた。次号が出る前に書いとけてよかった。 内容は第一弾と同じような感じで、デロデロに汚れたかっこいい米軍機の写真集といった趣。前回との大きな違い...

  • MODEL Art (モデルアート) 2019年 03月号 No.1008

    MODEL Art (モデルアート) 2019年 03月号 No.1008 今月号の特集は「ハウツービルド スピットファイア」。前号のMM特集に続いてタミヤの新製品をメインにした特集だ。後ろの方の広告にも載ってる『丸』のFw190特集号と一緒に買ってきた。 内容は去年のBf109特集と似た感じの構成だが、二本立て特集でNEW KIT REVIEW拡大版ぽかったあの特集と比べると、作例数も増えて、も少し突っ込んだ特集になっている。作例はタミヤのニュー...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、serpent seaさんをフォローしませんか?

ハンドル名
serpent seaさん
ブログタイトル
読書メモ(怪奇系多め/ネタバレあり)
フォロー
読書メモ(怪奇系多め/ネタバレあり)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用