北野敏一 染付 市松文五寸平皿いよいよ梅雨入りの季節暑くてジメジメは皆んな苦手ですよね。こういう時は何かさっぱりしたモノを食べたくなるから新玉ねぎの残りとパセリでサーモンマリネレモンも入れて、クエン酸の効果を期待。乳酸を分解して疲労回復です!さて、どのうつわにしようかな〜と記憶を巡らせ・・市松模様が思い浮かびました市松模様はちょっと異国情緒ありノスタルジックな雰囲気ありタイルのようなクールさもあり...
北野敏一 染付 むすび花図 6寸平鉢北陸はまだまだ余震が多く怖いですね。いちばん寒い季節と重なり皆さんの心身が心配です。そんな金沢にお住まいの北野さんのむすび花図6寸平鉢です。花結び、ではなく、むすび花・・ですね。花同士、茎を結んでリースのような輪になっている様子。輪とか、繋がりって良いですね。こんな時には特に。。外気も冷たく花も少ない季節にはこんな華やかな染付も気持ちが柔らかく和んでなかなか良いも...
橋本薫 色絵散花丸長皿令和6年元日は北陸地方に大地震があり翌2日には、北陸に救援物資を運ぶ飛行機の大事故があり心が痛く、悲しみが溢れたいつもと違うお正月になりました。北陸地方は、輪島や珠洲など工芸に於いても重要な地域で作家さんや関連のお仕事をなさっている方々、産業など今後のことも心配です。金沢や加賀は九谷焼の産地山中塗の産地でもあり皆さんのことが気がかりです。写真の丸長皿は、橋本薫さんの作品で橋本...
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北野敏一 染付 市松文五寸平皿いよいよ梅雨入りの季節暑くてジメジメは皆んな苦手ですよね。こういう時は何かさっぱりしたモノを食べたくなるから新玉ねぎの残りとパセリでサーモンマリネレモンも入れて、クエン酸の効果を期待。乳酸を分解して疲労回復です!さて、どのうつわにしようかな〜と記憶を巡らせ・・市松模様が思い浮かびました市松模様はちょっと異国情緒ありノスタルジックな雰囲気ありタイルのようなクールさもあり...
北野敏一 染付 三ツ桃図五寸皿古くから桃には霊力があって、邪気を祓い人を守ってくれると言われていて古事記では、死んだ妻に会いに行ったイザナギが黄泉の国から追いかけてきた軍勢に桃を投げつけて追い払ったそうです。古代、死は死者に連れて行かれてしまうからだと考えられていたのかなと、思うけどそもそも夫のイザナギは、死んでしまった妻(イザナミ)が恋しくて死後の世界まで妻を探しに行き腐敗して変わり果てた妻を見...
北野敏一 染付瓔珞文花蝶深鉢2025年2月立春は過ぎたとはいえどもまだ浅き春。ようやく梅が綻んだところです。ですが、北陸では大変な大雪の様子そんななか、金沢の北野さんから素敵な深鉢(丼)が届きました。下がすぼまったお洒落な形に瓔珞文というレースのような模様が描かれています。どこか異国的な情緒も感じますね。工芸でいう瓔珞文というのは仏様が身につけているアクセサリーを模したものでもとは、インドの上流階級の...
北野敏一 染付二輪図小丼石蕗(ツワブキ)の黄色い花が咲くと温暖化とはいえ、いよいよ冬の始まりを実感します。昼夜の寒暖差が大きくなってくると花芽が目覚めるのでしょう。次々と咲く花に「良い子ね」と声をかけたくなります。さて、上の写真、北野さんの二輪図小丼の花は何の花かしら。。絵を見るとツルが伸びているようだし葉も石蕗の葉ではないのは明らかです。でもね、この花は石蕗のように見えるの。元気いっぱいの逞しい...
橋本薫 呉須赤絵 蓬莱山ぐい呑梅雨が明けて猛暑。いつもの事とはいえ、やはり暑さは恐ろしいです。さて、蓬莱山。蓬莱山は中国の東方日本から見ると西の海上にある、といわれる伝説の山。え、海上に山!ですって?つまり、いろいろな気象条件が揃うと出現する蜃気楼だったのだろう、というのが現代の通説です。伝説ではその蓬莱山にある霞たなびく深山の楼閣に不老不死の仙人が住んでいるらしくその蓬莱山の図柄がよく工芸品に使...
蚊帳をご存知の方は、私と同年代かすこ〜し上のかたでしょうね。子供の頃の家は網戸がなかったから夏になると蚊や蛾、カナブンとかの昆虫やらいろいろな虫が家の中に入ってきていちいち大騒ぎでした。夏休みには従姉妹たちが泊まりに来るので夜は布団を敷いた部屋の四隅から蚊帳・・つまり蚊よけの帳(とばり)を吊るしてもらってその中に滑り込むようにするりと入って寝たのを覚えています。蚊帳は細かい網の目の生地で出来ていて...
橋本薫 色絵 双鹿文丸長皿 栗鼠文丸長皿九谷の橋本薫さんからこんな素敵なお皿が届きました。九谷伝統の五彩、五彩とは 紫・緑・青・黄・赤 の五色の色絵のこと。九谷五彩といわれています。ご覧の通り伝統的な格式が感じられ上は、古典的な図柄の双鹿文つまり 2頭の鹿の図 ということで下は、栗鼠文。栗鼠には双栗鼠文とかいう呼び方が無いので普通に 栗鼠文 ということで。。双鹿文は昔からある文様ですが橋本先生に「動物...
北野敏一 染付 束蓮図五寸段皿蓮の花束のお皿・・。蓮の花言葉は、神聖・清らかな心でも 離れゆく愛 というのもありました。なんだか6月という季節も相まってシュン・・・となりますね。泥の中から真っ直ぐに立って咲く蓮の花は日本ではお寺や仏様を連想しますがインドでは縁起の良い花とされているようです。蓮の花は、きっといろいろな想いが淀んだ池の中からすうっと伸びてきて(良くも悪くも)ぱっと開く、そんなことの象徴...
手前の「染付蓮池釣人図鉢」は右端に釣り人が居ます。日本民藝館で「古染付と中国工芸」展を観てきました。日本民藝館の収蔵品である約60件の古染付とその同時代の赤絵(色絵)が展示されていました。「古染付」は中国・明時代末期(1368~1644)に景徳鎮の民間の窯で、主に海外への輸出品として造られた磁器でもちろん中国国内用に造られた日常食器もありその中から当時の日本に持ち込まれた焼き物です。当時の日本は、信長・秀吉...
北野敏一 染付 水玉草文たわみ耳付小鉢雨の合間の晴れが、もう初夏を感じます。梅雨入り前らしい空気感です。春〜夏という季節の変わり目には不思議と ”青臭いもの” が食べたくなるらしく常備してあるツナ缶で、セロリのきんぴらを作りました。なんとなく食べたくなる....って人間も自然の一部である生き物なので多分、理にかなっているのでしょう。身体の声は聴くものです。ツナ缶の代わりに、アサリのむき身でもあればそれも美...
北野敏一 染付 牡丹文四寸皿4月に入り遅れていた桜が満開してあっという間に過ぎ去っていきました。ちょうどその頃金沢の北野敏一さんから焼き上がった器が届きました。桜が終わると牡丹の季節。牡丹の花は華やかで、百花繚乱いよいよ春の集大成、という感がします。牡丹はもともと中国原産で、奈良時代に日本に持ち込まれたと言われています。弘法大師の時代ですね。焼き物の模様でも牡丹が多いのは誇り高き百花の王で別名を「...
橋本薫 染付桜文六寸皿まだまだ寒いお彼岸です。暖かい日があるぶん寒い日は寒い!そうやって春になっていくんですね。鎌倉のお土産にプリンロールいただきました。早速この桜のお皿に。なかの四角いのがプリンでまわりはフワフワロールケーキ甘すぎず良いおやつになりました。ごちそうさまでした。さて、この桜の染付・・こうしてスウィーツにもよろしいのですが染付の絶妙な余白と、お皿の形状が優れものなお料理の盛り映えする...
3月4日 お雛様はまた来年までおやすみなさい。。可愛らしい豆皿に入れてお供えしてあったお菓子をお下がりにいただきます❣️じつは、この日を密かに待っていました。小さな段飾りの平安雛はたぶん母のもの。自分のお雛様もあるのに出し入れが面倒なので、つい毎年、簡単なこちらにお出まし頂くことになる、というわけです。でも、いつも疑問に思うのはコレ、お内裏様とお妃様の位置が逆じゃあないかしら。。?本来お内裏様の『右...
小山弘治 染付馬文碗古来よりうつわの絵付けには(ほとんどの場合)思いや願いを込めて文様に意味を持たせます。それは、吉祥性や邪気を遠ざける意味だったり・・なのですが馬の場合馬は「千里を疾走し、道を開く」ことから軽快に栄達が早いことを意味し勝利・出世・成功などの幸運を招く生き物として表現されます。また、馬が左向きに描かれるのは馬は右から乗ると転ぶ習性があるので「左から乗るもの」とされているそうで左向き...
うつわというのは料理との相性もあるけどうつわ同士の ”取り合わせ” というのもとても大事なことだと思っています。茶の湯では道具の組み合わせのことを”取り合わせ” と表現します。懐石料理では、季節や行事などその日の主旨に合わせて料理もうつわも床間の花や掛け軸も全てトータルでプロデュースされています。もちろん毎日のおうちご飯ではそこまで徹底されていなかったとしても旬の食材や献立で季節を感じたりするのと同時に...
北野敏一 染付 むすび花図 6寸平鉢北陸はまだまだ余震が多く怖いですね。いちばん寒い季節と重なり皆さんの心身が心配です。そんな金沢にお住まいの北野さんのむすび花図6寸平鉢です。花結び、ではなく、むすび花・・ですね。花同士、茎を結んでリースのような輪になっている様子。輪とか、繋がりって良いですね。こんな時には特に。。外気も冷たく花も少ない季節にはこんな華やかな染付も気持ちが柔らかく和んでなかなか良いも...
橋本薫 色絵散花丸長皿令和6年元日は北陸地方に大地震があり翌2日には、北陸に救援物資を運ぶ飛行機の大事故があり心が痛く、悲しみが溢れたいつもと違うお正月になりました。北陸地方は、輪島や珠洲など工芸に於いても重要な地域で作家さんや関連のお仕事をなさっている方々、産業など今後のことも心配です。金沢や加賀は九谷焼の産地山中塗の産地でもあり皆さんのことが気がかりです。写真の丸長皿は、橋本薫さんの作品で橋本...
橋本薫 色絵小鳥文絵替わり八角皿皆さま 良いクリスマスをお迎えでしょう。今年は橋本薫さんの八角形の小鳥文皿でクリスマスの楽しさを演出してみました。このお皿はそれぞれ絵替わり、つまり一枚ずつ絵が違うので何枚あっても同じものは無いのです。小鳥たちが赤い実を啄みながら楽しそうに集っている様子に物語を感じてクリスマスには、このお皿かなと思いました。先日、松の木の枝を少し整理したらなんと、75個も松ぼっくりが...
北野敏一 染付菊竹文五寸段皿晩秋から初冬のころお茶席界隈では庭に咲き残っている草花を集めてひとつの花生けに挿し”残花”を愛でます。ウチでは、小菊とかフジバカマ、秋海棠、紫式部の実など「今年も咲いてくれてありがとう」という感謝を込めて。紫式部の実終わっていく季節や花には日本人好みの侘び・寂、滅びの美や哀愁と感謝を感じてゆく秋の風情が心に響きます。けれど九谷の北野敏一さんの描かれる菊は儚さというより、野...
北野敏一 染付 網目文碗<小>金沢の北野さんから焼き上がった連絡がありうつわが届きました。そのなかのひとつ。網目は誰もが知っているオーソドックスな柄よく見かけるな、と思ったのが正直な第一印象。これ、描くのに手間がかかって作り手は大変なんだよなーっていうのが次の印象。。今年の夏は猛暑だったし、特に金沢は凄かったらしい。。豪雨に猛暑。さて、と手に取ったり眺めたりなんの料理がいいかな、とかイメージしてい...
北野敏一 染付 束蓮図五寸段皿蓮の花束のお皿・・。蓮の花言葉は、神聖・清らかな心でも 離れゆく愛 というのもありました。なんだか6月という季節も相まってシュン・・・となりますね。泥の中から真っ直ぐに立って咲く蓮の花は日本ではお寺や仏様を連想しますがインドでは縁起の良い花とされているようです。蓮の花は、きっといろいろな想いが淀んだ池の中からすうっと伸びてきて(良くも悪くも)ぱっと開く、そんなことの象徴...
手前の「染付蓮池釣人図鉢」は右端に釣り人が居ます。日本民藝館で「古染付と中国工芸」展を観てきました。日本民藝館の収蔵品である約60件の古染付とその同時代の赤絵(色絵)が展示されていました。「古染付」は中国・明時代末期(1368~1644)に景徳鎮の民間の窯で、主に海外への輸出品として造られた磁器でもちろん中国国内用に造られた日常食器もありその中から当時の日本に持ち込まれた焼き物です。当時の日本は、信長・秀吉...
北野敏一 染付 水玉草文たわみ耳付小鉢雨の合間の晴れが、もう初夏を感じます。梅雨入り前らしい空気感です。春〜夏という季節の変わり目には不思議と ”青臭いもの” が食べたくなるらしく常備してあるツナ缶で、セロリのきんぴらを作りました。なんとなく食べたくなる....って人間も自然の一部である生き物なので多分、理にかなっているのでしょう。身体の声は聴くものです。ツナ缶の代わりに、アサリのむき身でもあればそれも美...
北野敏一 染付 牡丹文四寸皿4月に入り遅れていた桜が満開してあっという間に過ぎ去っていきました。ちょうどその頃金沢の北野敏一さんから焼き上がった器が届きました。桜が終わると牡丹の季節。牡丹の花は華やかで、百花繚乱いよいよ春の集大成、という感がします。牡丹はもともと中国原産で、奈良時代に日本に持ち込まれたと言われています。弘法大師の時代ですね。焼き物の模様でも牡丹が多いのは誇り高き百花の王で別名を「...
橋本薫 染付桜文六寸皿まだまだ寒いお彼岸です。暖かい日があるぶん寒い日は寒い!そうやって春になっていくんですね。鎌倉のお土産にプリンロールいただきました。早速この桜のお皿に。なかの四角いのがプリンでまわりはフワフワロールケーキ甘すぎず良いおやつになりました。ごちそうさまでした。さて、この桜の染付・・こうしてスウィーツにもよろしいのですが染付の絶妙な余白と、お皿の形状が優れものなお料理の盛り映えする...
3月4日 お雛様はまた来年までおやすみなさい。。可愛らしい豆皿に入れてお供えしてあったお菓子をお下がりにいただきます❣️じつは、この日を密かに待っていました。小さな段飾りの平安雛はたぶん母のもの。自分のお雛様もあるのに出し入れが面倒なので、つい毎年、簡単なこちらにお出まし頂くことになる、というわけです。でも、いつも疑問に思うのはコレ、お内裏様とお妃様の位置が逆じゃあないかしら。。?本来お内裏様の『右...
小山弘治 染付馬文碗古来よりうつわの絵付けには(ほとんどの場合)思いや願いを込めて文様に意味を持たせます。それは、吉祥性や邪気を遠ざける意味だったり・・なのですが馬の場合馬は「千里を疾走し、道を開く」ことから軽快に栄達が早いことを意味し勝利・出世・成功などの幸運を招く生き物として表現されます。また、馬が左向きに描かれるのは馬は右から乗ると転ぶ習性があるので「左から乗るもの」とされているそうで左向き...
うつわというのは料理との相性もあるけどうつわ同士の ”取り合わせ” というのもとても大事なことだと思っています。茶の湯では道具の組み合わせのことを”取り合わせ” と表現します。懐石料理では、季節や行事などその日の主旨に合わせて料理もうつわも床間の花や掛け軸も全てトータルでプロデュースされています。もちろん毎日のおうちご飯ではそこまで徹底されていなかったとしても旬の食材や献立で季節を感じたりするのと同時に...
北野敏一 染付 むすび花図 6寸平鉢北陸はまだまだ余震が多く怖いですね。いちばん寒い季節と重なり皆さんの心身が心配です。そんな金沢にお住まいの北野さんのむすび花図6寸平鉢です。花結び、ではなく、むすび花・・ですね。花同士、茎を結んでリースのような輪になっている様子。輪とか、繋がりって良いですね。こんな時には特に。。外気も冷たく花も少ない季節にはこんな華やかな染付も気持ちが柔らかく和んでなかなか良いも...
橋本薫 色絵散花丸長皿令和6年元日は北陸地方に大地震があり翌2日には、北陸に救援物資を運ぶ飛行機の大事故があり心が痛く、悲しみが溢れたいつもと違うお正月になりました。北陸地方は、輪島や珠洲など工芸に於いても重要な地域で作家さんや関連のお仕事をなさっている方々、産業など今後のことも心配です。金沢や加賀は九谷焼の産地山中塗の産地でもあり皆さんのことが気がかりです。写真の丸長皿は、橋本薫さんの作品で橋本...
橋本薫 色絵小鳥文絵替わり八角皿皆さま 良いクリスマスをお迎えでしょう。今年は橋本薫さんの八角形の小鳥文皿でクリスマスの楽しさを演出してみました。このお皿はそれぞれ絵替わり、つまり一枚ずつ絵が違うので何枚あっても同じものは無いのです。小鳥たちが赤い実を啄みながら楽しそうに集っている様子に物語を感じてクリスマスには、このお皿かなと思いました。先日、松の木の枝を少し整理したらなんと、75個も松ぼっくりが...