川柳すずか 367(6年7月)号掲載句
<すずか路>紫陽花がほっとしている梅雨の入り程のよい降りなど雨は知らず降るねじばなは自由にねじれ空を向く老犬と一緒に時を刻む日々いにしえの恋を着物が語りだす<小休止>前月号より推薦句良薬の範囲でしょうか今日の酒(福村まこと選)<第20回鈴鹿市民川柳大会>「渦」(𠮷道航太郎選)ヒロシマに渦巻く悲鳴今もなお<すずか路前号鑑賞>366号から・戴けいここれしきの痛みに気力奪われる<誌上互選>「受ける」不安げに揺れるプリンを受ける皿(4点)雨を受け陽を受け花はうれしそう(2点)にほんブログ村川柳すずか367(6年7月)号掲載句
2024/07/23 11:12