第6話 夢幻だったのか？(2012/1/3)～消されたので再アップ

時間が来ると女の子は特に何も言わず、包廂からでていきました。ちょうど酒店に入って到着してから2時間でした。ですから実は女の子が私の包廂に居た時間は実質100分ぐらいでした。これは後から知ったのですが、実は予備知識もなく、興味本位で入った私は多少料金を上乗

第5話 突然の展開(2012/1/2)～消されたので再アップ

私の横に座っていた女の子はすくっと立ち上がり、大音響のダンスミュージックにあわせて踊り始めました。ちょうど女の子を選んでから10分ほど経った頃でした。彼女は暗いストロボが点滅する包廂の中で恍惚の表情を浮かべ、なまめかしく腰を揺らし出しました。台湾ではなま

第4話 目の前に並んだ美女たち(2012/1/2)～消されたので再アップ

包廂に入ってきた黒服の男に続いて10人ほどのクラブに入ることに見たセーラー服のようなミニスカの制服を着た女の子たちがズラーッと並びました。ああ、そうか、これはマカオや香港の夜総会と同じだと理解しました。しかし、マカオなどは事前に香港のフェリー乗り場にある

第3話 不可思議な世界(消されたので再アップ)

私が一人いただだっ広い包廂（パオシャン：KTV個室のこと）に小爺（シャオイエ：ボーイのこと）が入ってきました。テーブルの上には切られたスイカやパインといった水果（果物）が乗っている皿、餅乾 （ビスケット）などがありましたが、その小爺はアイスボックスも持って

第2話 本当にあった華麗な世界(消されたので再アップ)

声をかけられた私は、彼女と一緒に北に向かって歩き出しました。錦州路に近いところにその店はありました。入り口に付くと黒いジャンパーの無表情のこわもての男がいました。私を案内してきた女性は彼に何か早口で中国語で言うと持っていたトランシーバーで連絡をしました。

第1話 プロローグ 我徬徨台北的夜世界(消されたので再アップ)

皆様、こんにちは。 私は台北で4年間駐在しておりました。4度目の海外駐在であった台湾・台北は最初の頃はちょっと田舎っぽい首都だなあといった印象がありました。直近の駐在がタイのバンコクであったこともあり、最初は夜も静かな感じがして、食い道楽でもするかという