『何もしない』 という瞑想
■はじめにそもそも「人が瞑想をしよう」と思うとき、そこには「現状をもっと良くしたい」という意図が少なからずあると思いますが、この”何もしない”という瞑想は「聞こえる音・見えるもの・不意に現れる思考」など、たったいま否応なしに勝手に認識されてしまう「この今の様子」に、何も手を加えずにそのまんま放っておく無為のエクササイズになります。別名『ほったらかし瞑想』と言ってもいいかもしれません。もしかすると『何もしなくていいなら簡単じゃない?』と思うかもしれませんが、実際にやってみると、これまで一般的な瞑想を行ってきた人にとっては、かなり難しく感じると思います。なぜかと言いますと「聞こえる音・見えるもの・不意に現れる思考など」たったいま否応なしに認識されてしまう『この今の様子』は、自主的に(あるいは能動的に)わたしが「聞い...『何もしない』という瞑想
2021/09/17 10:45