何もしないとは
*前回に引き続き「何もしない瞑想」について少し書いてみます。*何もしないとはテーブルやこの身体と呼んでいる存在の事実は、自分の見方(テーブルという解釈)を離れて、何物でも無く、ただ在ります。テーブルはテーブルじゃなくて目の前にある「何か」ですし、この身体もやはり身体じゃなくて目の前にある「何か」です。何もしない瞑想は、そんな事実そのものに、選択肢無く自分を打ち任せていくことです。打ち任せるとは「すっかり任せる、任せきる、そのままにしておく、ほうっておく」ということですが、この瞑想には、当ブログでご紹介している他のエクササイズとは異なり、観照意識が定着してくるような、主体が所有出来る「手応え」がありませんので「これで良いのか、出来ているのか」というような不安が終始つきまとうと思いますし、仮に上手に「何もしないが出...何もしないとは
2021/01/25 16:28