今の日本SFを知るためには この「創元日本SF叢書」シリーズは必読だなと昨年気付いて 2022年以降に発刊された作品は読んできました もともと 10年以上前に 宮内悠介氏の『盤上の夜』と 酉島伝法氏の『
[MOVIE] 『美術館の隣の動物園』(韓国・1998)鑑賞しました。
変なタイトルの韓国映画は面白いという 個人的なジンクスがあって選んだ一作 内容がまったく想像できませんでしたが とっても素敵なラヴストーリーでした 軍の休暇で 久しぶりに恋人タヘの家に
《Drama》『BG~身辺警護人~ 第二章』 (2020) 全7話 鑑賞しました。
第一章が結構面白かったので 続けて第二章も鑑賞しました 前回ですっかりなじんだメンバーとの再会ですが 環境は驚くほど変化していました なにしろ日ノ出警備保障がIT系の企業に買収され KICKSガードと
昨年から中華SF沼にはまっているので 著者初のSF作品集というふれこみや ガーンズバック変換などどいうタイトルに魅かれて かなりの期待をもって読み始めました しかし 1/3ほど読み進める中で 私の
未読在庫S-Fマガジンの終活的読書です なにしろ25年間書棚を飾っていただけなので データとしては古くさいかもしれませんが SF小説は時代を超越していると思いますので 今でも面白く読めています この
[MOVIE] 『アバウト・タイム~愛おしい時間について』(イギリス・2013)鑑賞しました。
タイムトラベル+恋愛の映画やドラマに弱くて ついつい見てしまいます だいたいがエモーショナルでほんわかして 過去心に残る傑作に数多く出会ってきました さて 本作はどうなんでしょうか・・・ 主人
《Drama》『BG~身辺警護人~』 (2018) 全9話 鑑賞しました。
SPかと思ったら 民間の警備会社 日ノ出警備保障の身辺警護課の物語 当然 拳銃の所持はできないから丸腰という設定なので アクションは身体を張った格闘シーンのみ 主演の島崎を演じた木村拓哉さんも
【讀書録】『ひとくち哲学 134の「よく生きるヒント」』ジョニー・トムソン 著 読了しました。
小さな版形と可愛いイラストの まるで絵本のような一冊ですが なかには 人類2500年の英知がぎっしり詰まっていました といっても 決して難解な言葉の羅列ではなく 突然 テッド・チャンの『あなたの人生
[MOVIE] 『そらのレストラン』(2019)鑑賞しました。
美しい映画でした 美しい北海道の風景 美しい家族愛と友情 美しい牛や羊たち 美しい農産物 美しい料理 ・・・ 大泉洋さん主演の ハートウオーミングな物語 ということなのですが ひねくれ者の私のハ
ひとことで言ってしまえば 史実とは正反対に インカ帝国の皇帝がスペインに攻め入り 西ヨーロッパを支配してしまうという 歴史改変小説です しかし 戦争によって攻略したという単純なお話ではなく 16世
【讀書録】『自律神経の名医が教えるココロとカラダの疲れとり大全』小林弘幸 著 読了しました。
かねてから 私の自律神経には問題があるだろうなと思っていたので 参考になればいいなと思い読んでみました もう少し 医学的な内容を期待していたのですが 本書では日常生活のなかで 自律神経を整える
《Drama》『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』 (2016) 全10話 鑑賞しました。
毎度のことですが 録画しっぱなしで放置していたこのドラマ なぜもっと早く見なかったのかと後悔したほど面白かったです あの『東京ラブストーリーズ』の脚本家坂元裕二さんの とても丁寧な脚本と 主演の
残念なことに 追悼特集がお二人という 本号 お二人ともまだお若くて これからもまだまだご活躍が期待されていたのに残念です 津原泰水氏の作品は S-Fマガジンやアンソロジーに掲載されていたものを数編
【讀書録】『今そこに迫る「地球寒冷化」人類の危機』丸山茂徳 著 読了しました。
天邪鬼な私なので 現在の地球温暖化を防げとか脱炭素キャンペーンは どうも胡散臭い感じがしてました 地球の46億年の歴史においては 地球全体が氷に覆われてしまった全球凍結の時代や 今の世界各地に残る
【讀書録】『天冥の標Ⅲ アウレーリア一統』小川一水 著 読了しました。
序章で 木星の大赤斑のなかで謎の遺跡が発見されたシーンでは興奮しました 『2001年宇宙の旅』のモノリスや 『星を継ぐもの』の月面の人骨に匹敵するような興奮でした ただでさえ 大赤斑の存在自体がけっこ
【讀書録】『書き下ろし日本SFコレクションNOVA6』大森望 編 読了しました。
十余年にわたる私的なSF読書冬眠期間を終えて SF読書を再会して1年 読書力を取り戻すためのウオーミングアップとして 冬眠期間中に発行された SFアンソロジーを読みはじめましたが これが結構数が多
《Drama》『東京放置食堂』 (2021) 全8話 鑑賞しました。
初回のオープニング 『漂流教室』で見た気がするような 霧におおわれた荒涼とした山麓を 呆然とさ迷い歩く片桐はいりさん 衝撃的すぎてビビリましたよ そこは 東京から120km離れた伊豆大島 ドラマで
【讀書録】『エンダーのゲーム[新訳版](上下)』オースン・スコット・カード 著 読了しました。
じつは これは再読になります といっても 前に読んだのは旧版で はるか大昔のことで 記憶も曖昧で 少年がゲームと思ってたら じつはエイリアンとの実戦だった ということだけが記憶に残ってました ビ
《Drama》『Dr.倫太郎』 (2015) 全10話 鑑賞しました。
2015年4月クール放送の 堺雅人さん主演 中園ミホさん脚本 の 医療ドラマです しかも 大学病院の精神科が舞台ということで かなり心理ドラマ的な要素もありました 初回いきなり 会社でのイジメ
《Drama》『今夜すきやきだよ』最終回 「今夜すきやきだよ」 鑑賞しました。
前回のラストで「あかさんできました」と報告があったと思ったら もう産まれちゃってたのかい 妊娠中のエピソードはつわりとか破水とか一瞬で終了でしたね そういえば『舞いあがれ!』の舞ちゃんの出産も同
【讀書録】『月の光 現代中国SFアンソロジー』ケン・リュウ 編 読了しました。
『折りたたみ北京』に続く「現代中国SFアンソロジー」の第2弾 昨年の春まで中華SFは テッド・チャン氏の『あなたの人生の物語』くらいしか読んだことがなく 中国本国でSF小説が書かれているなどとは
《Drama》『今夜すきやきだよ』第11話 サケでもシャケでもクリーム煮 鑑賞しました。
オープニングは なんと女子高生の制服姿のともこちゃん そこに 昔から多数決が嫌いだったというモノローグ 多いほうが正義で 少ないほうが ないものとされてしまうからだ しかし これは今の議会制民主
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今の日本SFを知るためには この「創元日本SF叢書」シリーズは必読だなと昨年気付いて 2022年以降に発刊された作品は読んできました もともと 10年以上前に 宮内悠介氏の『盤上の夜』と 酉島伝法氏の『
それこそ 一昔前のシリーズ第一作『新宿鮫』から マイペースではありますが読み続けてきた この新宿鮫シリーズも とうとう既刊分としては最後の一冊を読み終えたのは 感慨深いです このシリーズの魅力は
日本庭園が好きで 本書で紹介されている平等院など 京都のお庭も何箇所か訪ねていますが まだ訪れていない名庭もたくさん残っているので また庭園めぐりに行きたいと思っています そんな折に書店で見つけた
やっぱり 量子は解らない どこかで 光は粒子であり波なんですと 教えられて ふーんそうなんだと憶えましたけど それが どういうことなのかは 皆目解ってはいない 高等数学を駆使して 量子力学を研究
最初に衝撃を受けたのは300年!ということでした なんとなくⅦの続きがあるものと思っていたので たしかに続きではありますけど・・・ しかし 300年でこれほど自分たちの住んでいる世界の認識が失われるのでしょ
この「共立スマートセレクション」というシリーズは 初めて読みました てか 共立出版さんの出版物を読むのが たぶん初めてだと思います 巻末の「スマートセレクション」の既刊リスト眺めたら 面白そうな
『最強の恐竜』と聞いて まず「最強のアイドルさま」のフレーズが 頭に浮かんでしまったのは なんとも情けない話ですが かつて この地球上で反映した恐竜への興味は 子供の時から変わらず持ち続けています
表紙を見て いかにもおどろおどろしい ホラーSFの予感でしたが 実際は 正統的な 宇宙怪物との ファーストコンタクトSFでしたね 主人公たちが ある殖民惑星に送り込まれるが 実は隠されたミッション
いやいや 手強い作品でした そもそも 酉島伝法氏は デビュー作の『皆勤の徒』で出会ったものの 当時の私は その奇怪な世界に馴染めず 円城塔氏とともに 苦手作家と位置づけ その後 二度も日本SF大
昨年読んだ 第12回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作の 『そして、よみがえる世界。』が 面白かったので 調子にのって いつもなら読まないこの賞の受賞作なのですが 第13回優秀賞受賞作の本書を読んでみま
K-POPのガールズグループが好きで(少女時代から New Jeansまで はばひろく) 韓流ドラマや映画が好きで 韓国SF小説が好きになって その流れで 韓国の文藝作品にまで 辿りついた次第です 本書を選ん
昨年『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』を読んで 高野史緒さんが好きだ~ってなってしまったのですが 考えたら SFマガジン等に掲載された短編ぐらいしか読んでなくて どっちかというと 中世と
先日読んだ『ミステリ・ハンドブック』に続いて 本棚の奥で埃をかぶっていて 最近は開くこともないし 読んでないパートのほうが多いよね ということで 終活の一環という意味でも まるっと読んでみました
気象学という学問の書物は 初めて読ませていただきました 日頃テレビの天気予報のコーナーで解説されている 気象に関するお話は興味をもって聞いてはいるのですが 本書では 非常に広範囲に しかも かな
先日『赦しへの四つの道』読んで感銘を受けたので 今まで ル・グィン作品を 難しそうだなと 一作も読まずに来てしまったことを後悔しました それで 代表作であり オールタイム・ベストにも選ばれる本作を
書き下ろし日本SFコレクションNOVA 第1期全10巻やっとこ読了しました 1巻2巻を読んだのは 10年以上前なのですが サイエンス派・ハードSF派である私には 文学派や幻想派だったりする変格派S
最新の遺伝子研究の成果をもとに 生命の謎に迫ろうとする一冊です しかし 私には遺伝子というものにこだわって展開される 著者の説にはかなり違和感を抱きました まず 最初の生命は RNAから始まったとい
今まで 地球の歴史や 地球の構造に関する本は かなり読んできましたが 本書は「化学」という切り口で 地球史や地球の構造を解説しているのが新鮮で 新たな知見を数多くいただきました といっても「化学
特集は「ミステリとSFの交差点」 なんでいまさらと思いますが それより 問題作は 第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作 間宮改衣 作の『ここはすべての夜明けまえ』の 一挙掲載でした 大賞受
私にとっては未知の作家さんで 事前情報もまったくなかったのですが タイトルの「パラレル」という言葉に 私のアンテナが反応してしまい 版元が河出書房新社ということもあり ひょっとしたらSFかな・・・な
番組は視聴したので 復習と詳細の再確認のために読みました 番組は このキャスティングと 謎のコスチュームが 意味不明でしたが 日曜日午後9時放送の 本格的なNHKスペシャルよりも わかりやすい
先日読んだ『アナベル・アノマリー』に広告が載っていて 面白そうと思って 図書館で調べたら 広告の文庫版ではなく オリジナル版の在庫があったので 借りて読みました 購入しなくて申しわけないけど・・・
前に読んだ『ダイダロス』がなかなかハードだったので 次は軽めのSFにしようと思い 今年の『SFが読みたい!』のサブジャンル別ベスト10のライトノベルSFで紹介されていて たまたま目に付いた本書を手に
一昨年 TV放送されたのを 何気なく視聴してちょっと気になったので録画しましたが 時々思い出しては視聴するという適当な鑑賞で 最初に録画してから二年かかってしまいました このドラマのオリジナルは
大賞受賞作の『標本作家』に続いて 2022年第10回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作の本作もトライしました あえて「トライ」と書いたのは なかなか読み応えたっぷりの ハードな読書体験だったからです
SHOWROOMの配信者さんにお薦めいただいて 読んだ前作がなかなか面白くて 次もって思ったけど なにしろ 読みたい本のリストが どう考えても死ぬまでに読めないだろうという量を越えているので 放置して
あいもかわらず 積読在庫処分のための読書です 本号の特集は「ラリイ・ニーヴン特集」 以前『リングワールド』はじめ何冊か読んだはずですが なにぶん遥か昔のことで記憶が・・・ 掲載の著作目録眺めれば
1ヶ月放置してしまった『今夜すきやきだよ』の鑑賞再開しました あいこちゃんとゆき君の結婚式も終わり 別居婚生活も始まり ともこちゃんの絵本「たびするふたり」も出版されたようですね あいこちゃんが
できるだけ書評などの事前情報に触れずに 読む本を選ぶことにしてるので ほんとうに偶然なんです 2冊続けてひとりの人物によって大都市が殲滅されるSF小説を読むことになったのは いきなり破壊され砂漠
ABIKILUの空飛ぶ車の開発が進むにつれ 人材不足が問題に・・・ そこで舞ちゃんが思い出して誘ったのが あの星が大好きだった朝陽君 今は浪花大学で「惑星探査ドローン」の研究をしている かなり強力な助っ人に
2001年に 第二回日本SF新人賞を受賞した著者が 2001年と2003年に「SF Japan」誌に掲載された2作品に 書下しの2作品を加えて 20年の歳月の後に完結させた 連作短編集です そして 著者10年ぶりの復帰
先週の最後で 久しぶりに登場した刈谷先輩と玉本先輩 彼らが開発しているのは「空飛ぶ車」 なるほど 来週の最終回のクライマックスは この空飛ぶ車になるってことですか 大阪では 2025年の万博で空飛ぶ
先日読んだ『標本作家』では 文学の知識も教養も持ってないことを 思い知らされましたが 本書では 数学の知識もセンスもまるっきりないという現実を 突きつけられました つまり 文系も理系も どっちもダ
第10回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作ということで手に取りましたが お気楽な読書ばかり続けてきて 文学の素養などない私が 感想を書く資格があるとは思えません なにしろ登場する文豪達のモデルとなっ
事前情報でハリウッドで映画化が決まっていると知ってたし ミッキーマウスを連想しちゃう 軽いタイトルから ライトなアクションSFを想像して 軽い気持ちで読み始めたのですが・・・ たしかに主人公の言葉
先週までのお仕事ドラマから一転 今週は家族の物語でしたね といっても 大変であったであろう妊娠と仕事の両立の期間はあっさりスルーして いきなり出産の当日って 端折りましたね 貴司くんのお父さんの
相変わらずの 未読S-Fマガジンの断捨離読書が続いております さて今号の特集は・・・って 何なの「特報」って? 巻末の塩澤編集長さんの編集後記でも なんだか照れてるようなお言葉 「UFO編隊、本誌編集
アイドルが好きで 読書が好きですから 当然の帰結として本書に辿り着きました 高山一美さんの『トラペジウム』 阿部若菜さんの『アイドル失格』に続いての第三段は 松井玲奈さんの『カモフラージュ』です
先月 『SFのSは、ステキのS+』を 「+」の意味もわからずに先に読むという失態を犯し そこで 池澤春菜さまに 惚れてしまったという 取り返しのつかない大失態を重ねて犯してしまい あわてて本書を読
著者の日本オリジナル短編集第2弾です 収録の9作品は どれも刺激的で傑作でした そして 読みながら考えさせられることが多かったです そのことは 巻末の坂村健氏の解説で 「Philosophy Fiction : 哲