虹の朝に

虹の朝に

その朝、ブラインドを開けたら、 外が黄金色に輝いて見えた。 冬に入ったメルボルンの冷気が澄みきって、 きらめいているような。 あまりの美しさに、 いつもならまず朝の家事を始めてしまうところだけれども