古老に嬉しい花二輪
いま野辺いっぱいに咲いている花なんです「ゲンノショウコ」というんです私の祖父は慶応二年(1,866)生まれで病気の民間治療や薬草に詳しい人でした。この野草は腹痛の下痢によく効く薬草で乾燥して保存しておいたものを煎じて飲むと下痢はぴたりと止まると祖父は言っていました。「現によく効く証拠の薬草」ということなんでしょうね。でもいまではそんなこと知っている人はすくないですよね。私はこの花を見ると優しくていろんなこと知っている祖父のことを思いだして懐かしくなるんです。この花は里山の尾根などなどに咲いている「オトギリソウ」ですこの野草を乾燥して35度の焼酎に入れておいた薬液は傷治療の妙薬なんですよ。今はいろんな形のカットバンや治療薬などができて傷の治療に役立っていますけど、「カットバン」などなっかった昔はこの「オトギリソウ...古老に嬉しい花二輪
2019/09/19 04:42