借地について(旧法)

借地について(旧法)

土地を貸したり借りたりしている事はよくあることです。先の大戦の空襲などで家を失い、先ず住むことが先決で土地を貸してもらえれば、小さな家でも建てて生活することが急務でした。土地を所有して家を建てるという余裕がなかった時代です。借りるにあたっても口頭で契約書など無い場合も多く、家を建ててからかなりの年数が経過して契約を結び、借地権相当額の金員の授受もない場合が殆どのようです。現在は家を建てるために土地を借りる場合、借りる側に借地権があり、土地の所有者は底地権を持っていま