RMSマウントのZUIKO MACRO
その昔オリンパスは「宇宙からバクテリアまで」というキャッチフレーズで、OMマウントという一眼レフシステムを築いた。始めは「Mマウント」という名前だったのだけれども、ライカネジマウントがMマウントと呼ばれていたため、カタログなどを出したあとに物言いがあり、「OM」という名になったという話だ。 それはともかく「宇宙からバクテリアまで」というフレーズは伊達ではなく、国産超接写システムについては同じく顕微鏡を扱うニコンと双璧を成していた。 マクロ者であればおなじみ「RMSマウント」は有限系顕微鏡対物レンズのマウントで、王立顕微鏡学会の頭文字である「Royal Microscopy Society」が名…
2021/01/20 17:35