百合と俳句
今年もユリが咲きました。一、二日前までは、まだ蕾が硬かったのに、今日のお昼に気が付くと2輪開いていて、その他の蕾もかなり膨らみ、今にも咲だしそう。まだ2輪しか咲いていないけれど、近づくと強い香りがして、この香りをかぐと、もうすぐ梅雨だな~という気持ちになります。咲くと、ちょっとうつむき加減になるのも風情があり、いいものですね。美人に例えられる所以でしょう。百合は多くの俳人に詠まれていますが、正岡子規の、「うつむいて何を思案のユリの花」の俳句はよく知られていますね。杉田久女の、「卓の百合あまり香つよしつかれたり」という俳句もありますよ。俳人達がその特徴を的確に俳句にしているのに感心します。百合と俳句
2020/05/31 06:09