ワン

ワン

僕に墨汁を一滴硯の坂道にかかった少し薄い泡のとなりの揺れている墨汁を一滴何にも書くことができなかった 一滴須井出して骨に染み入る白い骨のカルシウムが少なくなった虫眼鏡で見て分かる隙間に墨汁はにじんでいくほーら骨だよとってこい