あけぼの
あけぼのが雪の平野を染めていく恥じらうようなあかね色に夜汽車が朝へ飛び出せば雪景色凍えた窓に君の笑顔が映るずいぶん待たせてしまったけど今君を迎えにゆくよ風がささやく愛を抱きしめろと君住む街はもうすぐ雪しぶき列車は走る短い汽笛が心に鳴り響く星々が朝焼けに隠れるのは新しく創る一日を始めるためためらうことなどなにもないふたりの夢を叶えよう風がささやく愛こそが人生君を連れて旅立つ君でなければ生きてゆけない愛でしか満たせないのさ風がささやくなにがあっても幸せを手放すな朝ぼらけ雪国の町君が見えるホームに立って僕を迎えてくれるあけぼの
2025/02/15 20:27