『ロバート・アーサー自選傑作集 幽霊を信じますか?』(扶桑社ミステリー)を読みました。「見えない足跡」 エジプト発掘で何かやらかしてしまった考古学者が、怪物的な何者かの追跡から逃げ回るホラー小説。1940年初出の作品です。「ミルトン氏のギフト」 妻の誕生日のプレゼントを買うために入ったギフトショップは、贈り物のギフトではなく、才能のギフトを売るお店でした。ダークでコミカルな「魔法のお店」テーマのファ...
「芦屋あたりで FC2版」は、ツイートまとめ、読書、USJ、街歩きの記事などが中心です。また、「芦屋あたりで アメブロ版」では食べ歩きの記事を書いています。よろしくお願いします。
好きな食べ物は讃岐うどんとラーメン。好きなお店は大衆食堂と町中華。本は怪奇幻想小説を中心に薄く広く少しずつ読んでます。好きなアニメは「ワンピース」、「進撃の巨人」、「鬼滅の刃」、「涼宮ハルヒの憂鬱」。家族そろってUSJとフィギュアスケートが大好きです。よろしくお願いします。
2025年3月
最近読んだ本 『ロバート・アーサー自選傑作集 幽霊を信じますか?』(扶桑社ミステリー)
『ロバート・アーサー自選傑作集 幽霊を信じますか?』(扶桑社ミステリー)を読みました。「見えない足跡」 エジプト発掘で何かやらかしてしまった考古学者が、怪物的な何者かの追跡から逃げ回るホラー小説。1940年初出の作品です。「ミルトン氏のギフト」 妻の誕生日のプレゼントを買うために入ったギフトショップは、贈り物のギフトではなく、才能のギフトを売るお店でした。ダークでコミカルな「魔法のお店」テーマのファ...
最近と言っても、昨年12月ですが、荒川悠衛門の『呪脈の街』(角川ホラー文庫)を読みました。失踪した母親を探す女子高生が主人公のホラー小説です。母親の元カレと今カレに協力してもらって母親を探すうち、恐ろしい怪異に巻き込まれます。登場した途端に「犯人はコイツや」と思った人物が、予想通り犯人でしたが、それを差し引いてもおもしろかったです。【日本ブログ村へ】 にほんブログ村 にほんブログ村【関連...
2025年3月
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『ロバート・アーサー自選傑作集 幽霊を信じますか?』(扶桑社ミステリー)を読みました。「見えない足跡」 エジプト発掘で何かやらかしてしまった考古学者が、怪物的な何者かの追跡から逃げ回るホラー小説。1940年初出の作品です。「ミルトン氏のギフト」 妻の誕生日のプレゼントを買うために入ったギフトショップは、贈り物のギフトではなく、才能のギフトを売るお店でした。ダークでコミカルな「魔法のお店」テーマのファ...
最近と言っても、昨年12月ですが、荒川悠衛門の『呪脈の街』(角川ホラー文庫)を読みました。失踪した母親を探す女子高生が主人公のホラー小説です。母親の元カレと今カレに協力してもらって母親を探すうち、恐ろしい怪異に巻き込まれます。登場した途端に「犯人はコイツや」と思った人物が、予想通り犯人でしたが、それを差し引いてもおもしろかったです。【日本ブログ村へ】 にほんブログ村 にほんブログ村【関連...
もう2か月以上前ですが、加門七海さんの呪術ホラー『黒爪の獣』(光文社文庫)を読みました。新宿で邪悪な呪術を行う呪詛師みたいなやつに、霊能者兄妹とマジメな刑事が立ち向かう話で、とてもおもしろかったです。愛香はどこに? 牧原は放置されるのか? 続編が待ち遠しい。今年出るそうなので、期待しています。【日本ブログ村へ】 にほんブログ村 にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで ア...
「領怪神犯」の木古おうみの新作『檻降り騙り』(角川ホラー文庫)を読みました。おもしろかったです。一気に読めました。 あるおまじないを唱えると魅力的な性格に変われますが、やがてケガレに乗っ取られて自分が自分でなくなってしまうという、憑き物系&浸食系ホラーです。 人に取り憑いて操るケガレと、ケガレを剥がすハガシの霊能バトルがありますが、ハガシがあまり強くありません。一番強いハガシは最初から満身創痍...
背筋の『口に関するアンケート』(ポプラ社)を読みました。ブログ記事タイトルは「最近読んだ本」としてますが、読んだのは昨年11月下旬です。 心霊スポットに肝試しに行った若者たちへのインタビューが続き、最後に読者へのアンケートがあるという形式のホラー小説です。アンケートの設問によっていろんなことが判明します。おもしろかったです。 サイズは文庫本よりも小さく、ページ数は60ページほどですが、ホラーとし...
『ここにひとつの□がある』(梨、 角川ホラー文庫)を読みました。箱がテーマの実験的な連作ホラー短編集で、よく売れている人気作ですが、私はあまり楽しめませんでした。時間をおいて再読すると、おもしろいと思うかもしれません。この本がすごくおもしろいと思える人はどれくらいいるのでしょうか。【日本ブログ村へ】 にほんブログ村 にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopep...
最近読んだと言っても、読み終えたのはもう1か月以上前です。谷川流「涼宮ハルヒ」シリーズ最新刊で、シリーズ第13巻、『涼宮ハルヒの劇場』。世界同時発売された2024年11月29日に買い、12月1日に読了しました。 ハルヒが魔王討伐の勇者、宇宙海賊と戦う銀河パトロール、西部開拓時代の賞金稼ぎ、禁酒法時代のマフィア、大航海時代の海賊、古代ギリシアの女神になったりします。おもしろかったです。あのフクロウには、また登...
滝川さりの『ゆうずどの結末』(角川ホラー文庫) を読みました。少しでも読むと呪われ、捨てても戻ってくる「角川ホラー文庫」の話。黒い栞が勝手に移動し、本の結末まで移動すると、呪われた人は死にます。一気に読めました。古書ホラーの傑作だと思います。本は新刊を買って読みましょう。【日本ブログ村へ】 にほんブログ村 にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(USJメ...
角川ホラー文庫、貴志祐介の『秋雨物語』を読みました。おもしろかったです。「餓鬼の田」 社員旅行でちょっといい雰囲気になった男女の話。自分は「餓鬼」だと語る男性の絶望が胸に迫り、怖いというより悲しいホラー作品でした。「フーグ」 寝ている間に瞬間移動してしまう小説家の話。彼は霊能者に様々な対策をさせますが、瞬間移動の怪はエスカレートしていき、衝撃的な結末を迎えます。「白鳥の歌(スワン・ソング)」 SP...
背筋の『穢れた聖地巡礼について』(KADOKAWA)を読みました。 前作『近畿地方のある場所について』がすごくおもしろかったので、この作品も期待してました。期待通りのおもしろさでした。 読む前に、カバーを外してギョッとしました。呪術廻戦の最後に出てきた迷惑呪詛師の術式で変貌した顔が巨大化したみたいな男のイラストで、これが作品に出てくる「風船男」なんですね。 『穢れた聖地巡礼について』の主要登場人物は、心...
『19世紀ロシア奇譚集』(高橋知之 編・訳、光文社古典新訳文庫)を読みました。19世紀ロシアの怪奇幻想小説のアンソロジーで、7篇中6篇が本邦初訳です。アレクセイ・トルストイ 「アルテーミー・セミョーノヴィチ・ベルヴェンコーフスキー」 発明マニアの変人を描いたユーモア小説です。怪奇幻想的な設定で、脱力系お笑いの展開。ゴシック小説のパロディのような作品です。とてもおもしろかったです。エヴゲーニー・バ...
2023年に最も売れた小説、雨穴の『変な家』飛鳥新社)を特大帯の文庫版で読みました。 オカルトライターと設計士が、奇妙な間取りの一軒家の謎に迫ります。終盤近くまではとてもおもしろかったのですが、結末が近づき、謎の解明が進むにつれ、「ないわー」、「いまどき、そんなやつら、おらへんやろー」というツッコミを入れたくなりました。 なお、「最近読んだ本」と書きましたが、読んだのは今年の8月です。【日本ブログ村...
芦屋あたりで FC2ブログ版、まもなく再始動します。今年の夏以降、YouTubeに力を入れていたので、ブログはほとんど放置してましたが、まもなく再始動します。グルメ記事はアメブロの方にアップし、FC2ブログにはグルメ記事以外(読書、観光、USJなど)をアップしていきます。これからもよろしくお願いします。【日本ブログ村へ】 にほんブログ村 にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版sh...
最近と言っても7月下旬から8月中旬にかけてですが、『新編 怪奇幻想の文学 5 幻影』(紀田順一郎・荒俣宏監修 牧原勝志編 新紀元社)を読みました。全6巻刊行予定の大型アンソロジーの第5巻です。グスタフ・マイリンク「鏡像」 主人公は深夜営業のカフェで、チェスをする老人二人を見かけます。彼は若い頃、ナルシス博士と呼ばれる奇妙な男性と、夜な夜なチェスをしていたことを思い出します。短いですが、なんとも不穏...
4つある大阪三大夏祭り、今年はすべて見てきました。大阪四大夏祭りにすればいいのにと思います。愛染堂勝鬘院 愛染まつり(2024.6.30 宝恵駕籠パレード 駕籠上げ)生國魂神社 生國魂祭 宵宮(2024.7.11)大阪天満宮 天神祭 宵宮(2024.7.24)住吉大社 住吉祭(2024.8.1 神輿渡御)【日本ブログ村へ】 にほんブログ村 にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(USJメインのYouTub...
劉慈欣の「三体」シリーズ全3部(全5巻)、『三体』・『三体2 黒暗森林』・『三体3 死神永生』を読破しました。2か月半かけてゆっくり読みました。壮大なスケールのSFで、とてもおもしろかったです。 一冊目の『三体』は、物理学の話が難しかったですが、ストーリーはこれからどんどんおもしろくなりそうな予感で終了。ホラー映画「ゴーストシップ」を思い出しました。バッタの大群が干物星人たちを食い尽くすことを期待...
USJのサマー・スプラッシュ・パレード。クロミライブのステージ付近のウェットゾーンで、びしょ濡れになりながら撮影しました。にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(USJメインのYouTubeチャンネル)shiopepa2(神社仏閣メインのYouTubeチャンネル)...
USJとHYBE JAPANのコラボレーションイベント「NO LIMIT! サマーダンスナイトwith HYBE JAPAN」の動画をYouTubeにアップしました。しもて最前列で撮影し、びしょ濡れになりました。 にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(USJメインのYouTubeチャンネル)shiopepa2(神社仏閣メインのYouTubeチャンネル)...
USJのトライウィザード・スピリット・ラリー(Triwizard Spirit Rally)の動画をYouTubeにアップしました。最前列中央で、一眼レフとスマホで同時撮影した動画のうち、スマホで撮った方の動画です。 アクロバティックな演技を見せてくれる体操のお姉さんが、初めて見る人でした。また、これまでと違い、上手からの退場でした。にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(USJメインのYouTub...
USJウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターの魔法動物のショー「ヒッポグリフ・マジカル・レッスン」の動画をYouTubeにアップしました。ややかみて最前列から、スマホと一眼レフ(EOS Kiss X9)で同時撮影した動画のうち、一眼レフで撮った方の動画です。 にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(USJメインのYouTubeチャンネル)shiopepa2(神社仏閣メインのYouTubeチャン...
芦花公園『極楽に至る忌門』(角川ホラー文庫)を読みました。四国の山奥の因習村を舞台とする民俗学ホラーです。最強の拝み屋、物部斉清ですら「どもこもならん」因習村の話で、おもしろかったです。最後の章の物部斉清の説明がわかりやすくてよかったです。【日本ブログ村へ】 にほんブログ村 にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(USJメインのYouTubeチャンネル)shiopep...
原浩の「やまのめの六人」(角川ホラー文庫)を読みました。 嵐の夜、宝石強盗団が魔の峠で土砂崩れに遭い、車が横転。避難した先が山姥屋敷のような恐怖の舘で、山姥一家と強盗団でバトル勃発。次々と人が死んでいきます。5人だった強盗団が車の横転事故後6人になっていて、妖怪「やまのめ」が混じっているという話になり、強盗団メンバー同士で裏切りも起こります。ミステリー要素の強いホラー作品で、ヒントが散りばめられ...
先月ですが、『近畿地方のある場所について』(背筋、KADOKAWA)を読みました。朝宮運河氏の #ベストホラー2023 で、国内部門トップの作品なので、期待して読み始めましたが、期待通りにおもしろかったです。そして、怖かったです。特に印象に残ってるのは、関西軍曹の話でした。 私は奈良県生まれで、和歌山、大阪でも生活したことがある兵庫県民なので、近畿地方のどのあたりが舞台なのか、最初は気になりましたが、読んでい...
『月夜の島渡り』(恒川光太郎、角川ホラー文庫)を読みました。沖縄を舞台とするホラー短篇集です。「弥勒節」(みるくぶし) ヨマブリと呼ばれる怪現象が起こる島で、主人公の男性は奇妙な老女から胡弓を譲り受けます。語り継がれることのないヨマブリの話が悲しい。「クームン」 古い靴に囲まれて暮らす、もじゃもじゃ頭で着物姿のクームンという妖怪が取り持つ、ボーイ・ミーツ・ガールのお話。おもしろかったです。「ニョ...
朝宮運河氏の #ベストホラー2023 で、国内部門15位だった『領怪神犯2』(木古おうみ、角川文庫)を読みました。「領怪神犯」を調査する「領怪神犯特別調査課」の前身「領怪神犯対策本部」で働く役人たちの話です。「蓋を押す神」 「領怪神犯特別調査課」ができる約20年前。「領怪神犯対策本部」で働く元殺人課刑事の切間(きるま)と元霊感詐欺師の烏有(うゆう)は、黒い影がうろつく元鉱山の怪異を探り、村人が守り神と信...
朝宮運河氏の #ベストホラー2023 で、国内部門12位だった『領怪神犯』(木古おうみ、角川文庫)を読みました。理解不能なヤバい神々が引き起こす超常現象「領怪神犯」を調査する公務員たちの話です。「ひとつずつ降りてくる神」 巨大な目玉や腕など、巨神(?)のパーツのようなものが空から降ってくる村を訪れ、その謎を領怪神犯特別調査課の片岸と宮木が調査します。「ひと喰った神」 とある村で起こる、死亡後に内臓がなく...
『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』(朝宮運河編、角川ホラー文庫)を読みました。傑作揃い、ハズレなしの国内ホラーアンソロジーです。小野不由美「芙蓉忌」 「営繕かるかや怪異譚」シリーズの一編です。主人公は、かつての花街にある実家に帰ってきた男性。両親と弟はすでに亡く、彼は古い家で一人で暮らします。実家の隣にある料亭から三味線の音が聞こえ、土壁と柱の隙間から、三味線を抱える女性の後ろ姿が垣間見えま...
USJのウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター エリアで開催されるショー「トライウィザード・スピリット・ラリー」(Triwizard Spirit Rally)の動画をYouTubeにアップしました。にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(芦屋あたりで YouTube版)...
ノーリミットパレードの動画をYouTubeにアップしました。雨の日にハリドリ付近で、EOS Kiss X9で撮影した動画です。ノーリミットパレードは2024年4月7日(日)から休演されることが発表されています。進化しパワーアップして復活することを期待しています。にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(芦屋あたりで YouTube版)...
USJのノーリミットパレードを主にスタジオ・スターズ・レストラン付近で、一眼レフ(EOS Kiss X9・標準レンズ)で撮影しました。ノーリミットパレードは2024年4月7日(日)から休演されることが発表されています。ドンキーコングエリアのオープンに合わせて、ドンキーコングのフロートを追加して再開されるのではないかと予想されます。進化しパワーアップして復活することを期待しています。また、ナイトパレードにも復活してほしいと...
『カーミラ レ・ファニュ傑作選 』(南條竹則訳、光文社古典新訳文庫)を読みました。「シャルケン画伯」 シャルケン画伯は修行時代、師匠の姪と恋仲になりますが、師匠は姪を怪しげな金持ちと結婚させてしまいます。そしてシャルケンは怪異で恐ろしい体験をします。シャルケン画伯の恋人の結婚相手は魔物か悪霊のような存在で、恐ろしいだけでなく、気の毒な話でもありました。なお、この作品は、創元推理文庫の『吸血鬼カ...
『影牢 現代ホラー小説傑作集』(朝宮運河編、角川ホラー文庫)を読みました。角川ホラー文庫30周年記念出版のアンソロジーです。鈴木光司 「浮遊する水」 黒木瞳主演の映画「仄暗い水の底から」の原作小説で、映画はほぼリアルタイムで見ました。原作も、そのころ読みました。また、その何年か後に、どこかのショッピングセンターで同じような出来事があったニュースを見ました。今回、再読して事件を思い出し、あのショッ...
『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2』(角川ホラー文庫)を読みました。吉岡暁 「サンマイ崩れ」 豪雨で被災した熊野が舞台のホラー小説です。「サンマイ崩れ」というのは、「墓地崩落」といったような意味です。主人公は災害ボランティアをするために、入院中の精神病院を抜け出して、被災地に向かいます。精神疾患のある主人公「僕」の視点による描写が丁寧で、「僕」の目に映る世界がよく伝わったきました。いい作品だと...
『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1』(角川ホラー文庫)を読みました。沙藤一樹「D-ブリッジ・テープ」 近未来、ゴミの山と化した横浜ベイブリッジに捨てられた少年が主人公です。幻想も怪奇もなく、リアリティもありませんが、一生忘れられないような、強烈なホラー作品でした。朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 女性霊能者とその助手の少年の活躍を描く作品かと思いきや、思いがけない展開に。おもしろかったです。森山...
2023年のUSJのクリスマス・ライブショー「フロスティーズ・エレクトリック・スノー・パーティ」の動画をYouTubeにアップしました。最前&ほぼセンターで、一眼レフ(EOS Kiss X9)とスマホで同時撮影したうちの、一眼レフで撮った方の動画です。お見送りの映像付きです。にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(芦屋あたりで YouTube版)...
『幻想と怪奇 1 ヴィクトリアン・ワンダーランド 英國奇想博覧會』(新紀元社)を読みました。「失踪クラブ」 アーサー・マッケン ロバート・ルイス・スティーヴンソンの「自殺クラブ」に似てますが、「自殺クラブ」よりも不思議で不気味な話でした。「奇妙な写真」 リチャード・マーシュ 1900年発行の短編集に収録された怪奇小説。刑務所で、ある若い囚人の写真を撮ると、人の影のようなものが写り込んでいたという話か...
2023年のUSJのクリスマス・ライブショーフロスティーズ・エレクトリック・スノー・パーティの動画をYouTubeにアップしました。花道SING側最前列で、一眼レフ(EOS Kiss X9)とスマホで同時撮影したうちの、一眼レフで撮った方の動画です。にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(芦屋あたりで YouTube版)...
今年の夏ころ、小野不由美の異世界ファンタジー「十二国記」のシリーズを読んでました。シリーズを最後まで読むつもりで読み始めたのですが、『月の影 影の海』、『魔性の子』、『風の海 迷宮の岸』、『東の海神 西の滄海』と読み進め、『風の万里 黎明の空』の上巻まで読んで止まってしまいました。そうこうしているうちに、USJのハロウィーン・ホラーナイトが始まり、もういいやと思いました。最初のうちはおもしろいと思って...
『新編 怪奇幻想の文学4 黒魔術』(牧原勝志編、新紀元社)を読みました。ホーソーン 「若いグッドマン・ブラウン」 悪魔崇拝の集会に参加した男性を描いた、怪奇小説の傑作。この作品は、2年前に『幻想と怪奇8 魔女の祝祭 魔法と魔術の物語』で読んで、強く印象に残ってました。何回読んでも読み飽きない名作だと思います。今回の収録は『幻想と怪奇8』の再録ではなく、改訳し、注釈をさらに詳しくして収録したとのことで...
YouTubeにアップした日本人形のゾンビ・デ・ダンスの動画です。ありがたいことに、再生回数が1万回を超えています。一眼レフ(EOS Kiss X9)とスマホで同時撮影した動画で、前半が一眼で撮った動画、後半がスマホで撮った動画です。今年のホラーナイトで、日本人形のゾンビは特に人気がありました。にほんブログ村【関連サイト】芦屋あたりで X版芦屋あたりで アメブロ版shiopepa(芦屋あたりで YouTube版)...