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素人短編小説 https://ameblo.jp/ike-3292/

東北地方に住む60代の年寄りです。ボケ防止のため、ど素人ながら短編小説?を書き始めました。

奥羽山麓の古老
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秋田県
出身
秋田県
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2010/10/03

1件〜100件

  • まちなかの雑貨屋にて

    思えば二か月ほど前、地元のさびれた商店街を歩いていたときのことだ。一軒の古い店屋が目に入った。 そういえば私が小学生の高学年の頃だから・・・四十数年も前、ここ…

  • ホワイトアウト  完結

    「なんと、これなばダメだ!車の中さ居ねば、冗談でねぐ死んでしまう・・・」 そう瞬時に判断し、車体の傾きで高くなった助手席ドアの取っ手に手をかけたそのときだった…

  • ホワイトアウト  その2

    高橋は四十九歳、かれこれ半世紀も東北の最も雪深い山脈の麓に生まれ住んでいる。高校を卒業して地元の誘致工場に就職したと同時に車の免許を取った。それからずうっと乗…

  • ホワイトアウト  その1

            テレビで冬の天気予報を観ていると、なにかしらの不自然さを感ぜずにはいられない。そしてその不自然さは明確な違和感へと心移行し、遂には少しの怒りに…

  • ご近所寄り合い仲睦まじく・・・

    奥羽山麓に十坪ほどの荒れ地を無償で借り、手造りの山小屋で炭焼きを始めてからもう四年数か月過ぎた。だいぶ山間深くに建てたものだから、半年ほども経たないうちに様々…

  • 爺如きの山刀

    そもそもこの爺が只者ではないということなど、とっくの昔に分かっていなければならなかったはずだ。おれの目は俗にいう節穴如きに相違ない。 第一、容貌それ自体が妙だ…

  • 呪われ屋  完結

    「この信じられないほどのおぞましさに絡まれた二回の悲劇的出来事を経験した私は、まさに神世界でもありえないような奇跡の偶然により、いずれもすんでのところで最悪の…

  • 呪われ屋  その4

    マンションに帰ってから居間の隅にへたり込み、うなだれながらどれほどの時間を過ごしただろう。 さすがに用便がしたくなりトイレに立った。じょぼじょぼと便器に放つ小…

  • 呪われ屋  その3

     男職員の方は、一線を超えておらず、そこそこ純粋な気持ちということだったらしいが、家内ではなんの明るい、和みの空間もなく、重く湿気った日常生活を強いられていた…

  • 呪われ屋  その2

    では、話を続けよう。少し時間がかかったが物語の本題はここからである。 私は、呪われ相談の対象者と思しき三人の依頼者を、それぞれ日にちを変えて、自宅マンションか…

  • 呪われ屋  その1

        いやはや、いかに貧乏暮らしに窮した苦し紛れの一策とはいえ、このたびばかりは、はい、止めた!とばかりに仕事を放棄し、儲けた銭を小脇に抱えてすたこらさっさ…

  • 正体披露 後編

     そもそもこれって小説ではないですし、単に自分はこういう人だという話ですから、転機の訪れ!などと大そうな表現を使うほどではないのですが、少し盛り上げてみようか…

  • 正体披露 前編

    なかなか文章や言葉と接する機会がないなあ~などと、頭の片隅でうっすら意識しながら過ごしていたら1年経ってしまいました。 光陰矢の如しとはよく云ったものです。 …

  • 好事魔多し

    好事魔多し・・・とは、いったいなんなのだろう。 辞書によると”ことわざ”らしいのだが・・・。半世紀以上も生きてきて、いまさらこんなことを考えたり、深読みしよう…

  • 居酒屋カウンター  完結

    「高橋さんとはこの居酒屋のカウンターで時折一緒になるせいか、世間話をするようになってからもう半年くらいになりますよね」「・・・」「あれ、どうしました?なんか元…

  • 居酒屋カウンター  その2

    「・・・あっ、ああ・・・」「震えてんのか?外見は、冷静で、ワタシは何があっても動じません的な印象なのに・・・クククッ。まあいい、早く行きなよ。あまり不自然だと…

  • 居酒屋カウンター  その1

     私はそこを通り過ぎようとしただけだった。ふと目をやると、四十代半ばの勤め人らしき二人の男が、公園の片隅で談笑していた。 そのうちの一人は、今の時代には珍しく…

  • エイリアン

    自分がエイリアンだと知ったのは、ごく最近のことだ。SF映画好きで、かつ、シガニー・ウェイバーのファンである自分が・・・思わず医師の言葉に耳を疑った。これは何か…

  • 水源郷  完結

    「いや、なに、ワシのわがままと言えばそうなんじゃが・・・、見てのとおり、このコンクリートに固められた湧水泉の周りには、一本の木もなければ柴も生えてない。だから…

  • 水源郷  その3

    どうやら、このまちの知られた湧水泉には、一つひとつ名前があるとのことだった。この藤寒泉のほか、機織寒泉、座頭寒泉、鷹匠寒泉など名称持ちの湧水泉は三十箇所ほどあ…

  • 水源郷  その2

    さて、そんな同類の中でも物知りを気取っていた私が、自らの浅学無才さをさらけ出したようで、独り赤面してしまったことを白状しなければならない。・・・で、なんだかん…

  • 水源郷  その1

       舞台となるこの地域は、東北の山々が連なる奥羽山脈の麓にあり、発達した扇状地の上にある。標高六十メートル辺りの扇頂部から西へと区画整理された見事な水田や多…

  • 相互協力協定

    新聞の地元話題欄にちょくちょく目を通す。 これがなかなか面白い。ひやかし半分で編集している週刊誌もそこそこ興味を惹くが、やはり新聞の方が、洒落っ気がない分だけ…

  • 軽トラりあがらす  完結

    そんなはずがない・・・意を決して、街灯がある辺りに差しかかったと同時に、少し減速しもう一度バックミラーを見た。全身の毛が総毛だった・・・。 紛れもなく、人の顔…

  • 軽トラりあがらす  その2

    近づいてみて少し驚いた。 その雪塊の上には、間違いなく自動車が通ったのだろう"わだち"が残っていた。しかも、その掘れたわだちは二本だけ・・・ということは、ここ…

  • 軽トラりあがらす  その1

     まず申し上げると、これは怪談である。ん、いや、怪談というよりは、恐怖の体験談と言った方が正確なのかもしれない。まあ、どっちでもいいが、私が遭遇した怪しげな話…

  • 夜な夜な・・・

    まあ、ままならないが世の中の常というもんだが、おれの場合はとことんついてない人生を送っている。思い起こしてみると若い時分からそうだった。必ずどこかでケチがつく…

  • 地球外知的植物  後編

    >>> それにしても、過去の記録を見ても、また他の同類の水惑星を観ても、このアースとか、ゲーとか、地球とかヒトが自称している惑星の現在の有様には驚かされるばか…

  • 地球外知的植物  前編

        >>> う~ん、この星の状態は、念波で詳細な報告を受けていたものの、実際に鮮明な画像波で具現化した細部の状況を樹内中枢に突きつけられると、驚き以外の何…

  • 仕方ねえ、よく聞けよ…

    山脈の麓にあるこの山中で命を落とす羽目になるとは思ってもみなかったが、これも運命と受け入れなければならないのだろうか、おれの寿命は62年間だったと・・・。まあ…

  • 死人に口なし…

    死後において、残された肉体にほとんど損傷がない場合・・・例えば、血管梗塞などによる脳内活動や心機能の突然停止、虚弱や老衰等による身体の多機能不全といった、致命…

  • 幸福の時間  完結

    後に、陽子が白状したところによると、この日、私が一週間昼食をとるのに外食を余儀なくされているという噂を聞き、待ち構えて昼食に誘ったとのことだった。 それに、同…

  • 幸福の時間  その2

    「おはようございます、高橋課長!」「ん、おお、おはよう!」会社の社員専用出入口であいさつしてくれたのは、総務課で経理を担当している佐々木陽子だ。 短大を卒業後…

  • 幸福の時間  その1

     時間の流れ・・・という言い方は何に由来するのだろうと五十歳を二つも過ぎてから漠然と考えることが近頃多い。 所詮、それも人生の半ばを通り越したこの年になったか…

  • 謎と不思議

    世の中に「不思議」ってあると思うんですよね。対して「謎」ってよくよく考えると活字で見るほどの深さを感じないっていうのが最近の僕の捉え方なんですがね。最近、自宅…

  • 灼熱の日  完結

    「いいよ。ただし、値引きはしないよ」「わかったよ。値切ろうなんて思っちゃいない」そう言って私は一本のナタを手にした。それは先ほどからしきりと気になる輝きを放っ…

  • 灼熱の日  その2

    「何してんだい。ほら早く手を貸せ。いつまでこのクソ熱い舗装道路の上にアタシを座らせて置くつもりだい・・・ほれっ!」そういって自分の左手を私の方に差し出した。 …

  • 灼熱の日  その1

       朝から三十度を超え、昼には三十五度をいとも簡単に超えてしまう近年の夏。  天気予報を見ても東北の山沿いでは当分雨の降る気配すらない。半面、北大西洋や南シ…

  • 出来事の予感

    世の中に、理解不能な出来事やモノなど存在するはずなどないというのが、最近における私の持論だ。それが仮に、幽霊や霊魂、異星人やUFO、超能力などの類いであったに…

  • じゃあ、行くわ・・・

    例年のこととはいえ東北の冬は厳しく、麓の人間どもに試練を与える。おれの粗末極まりない炭焼小屋周辺でも、寒風が唸り声を上げながら激しい円舞のようになびき、吹きわ…

  • 鰰(ハタハタ)

    釣りが仕事の妨げになったら、おれは仕事を辞めると予てからうそぶいてきたほどの釣りバカで、勤め人でありながら年間百日を超えて竿を片手に釣行する。岩魚、山女を求め…

  • 天然記念物  後編

    今では労使の話し合いか、会社の一方的な経費削減の一環なのか、残業は固く禁じられている。せわしなく警鐘を鳴らす鼓動をなんとか抑えようと右手を胸にあてるが効果はな…

  • 天然記念物  前編

       驚いたことに、先月おれは国の天然記念物に指定された。  断っておくが、決して人間国宝だとか、重要無形文化財といった名誉ある類のものではない。  個々人で…

  • 地球人入れ替え

    地球人の入れ替え作業も第三ステージの後半まで到達している。 ファイナルステージに至るまであと四半世紀もあればいいだろう。作業をややはしょってしまったのは、現世…

  • 煙切  完結

    老人は、心なしか憔悴しているような・・・とても疲れているかのように見える。しかし、その小さく細い顔には満面の笑みをたたえている。「アサギ・・・見せてもらったん…

  • 煙切  完結

    老人は、心なしか憔悴しているような・・・とても疲れているかのように見える。しかし、その小さく細い顔には満面の笑みをたたえている。「アサギ・・・見せてもらったん…

  • 煙切  その2

    少しして老人は身体をひねり、顔だけを私の方に向けて言った。「もうじき煙に元気が出そうだシな。ほれ、いつの間にか天井のトタンまで届くところまできてるシね」「ああ…

  • 煙切  その1

        この町の東端にある集落から二キロメートルほど離れた里山の中に九十坪ばかりの土地を借り、炭焼きを始めて丸一年が経とうとしている。会社を退職した後、誘われ…

  • 徴飛令

    「ちょっとあなた!あなたってば!なんかやけにご立派なところから手紙が届いてるわよ!ちょっとってば!」「ああ?どうせどこぞのホームセンターか紳士服専門店のチラシ…

  • 出直し・・・無効

     まあ、特段意味があって生まれてきたのではなさそうだから、それに見合っただけの生き方をすればそれでいいだろうと嘯きながら暮らしてきた。 しかし、五十歳を過ぎた…

  • 携帯画面侵入?!

    自分以外の者が、私のスマホの待ち受け画面を勝手に変えるなどという芸当が果たしてできるのだろうか。 まあ、明日にも還暦を迎え情報化時代に大きく乗り遅れている私ご…

  • 雪犬  完結

    「あの日、あのときも猛吹雪だった・・・。こんなファミリーゲレンデでも第三リフト付近では遭難者が四人以上も出たという・・・。 マコトとランは、そこでスキーなんか…

  • 雪犬  その2

    「どうしたんだい、ラン!なんか怖い顔をしているよ。ほら、昔みたいにオレに抱きついてきてよ!さあ、早く!本当に心配したんだよ。 お父さんやお母さんや…周りのみん…

  • 雪犬  その1

        「ラン、ランだよね!?い、生きてたんだ!よかった!本当によかった…。オレは、オレは信じてたよ、オマエは絶対生きて…」 ぐるるぅ…、ぐるぐるるぅ…。 キ…

  • 背後霊  完結

    「高橋さん、あなたの後ろの霊体・・・そう背後霊の背丈が成人にしては随分低いですよね。 あなたも感じていたでしょう。 あなたの鼻ほどくらいしかない背丈・・・なぜ…

  • 背後霊  その3

    「ふふふ・・・ご存知ですか。雷の閃光と雷鳴は、霊にさまざまな影響を与えることを。 なかでも代表的なものが七変化です。七変化とは・・・あ、話しをそらしちゃいけま…

  • 背後霊  その2

    「改めまして、ここの住職です。今日は遠路はるばるよくいらっしゃいました。安座でよろしいですよ。膝を崩してください」住職が口を開いた。見た目とはうらはらに細く高…

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