「少年といぬ」を読んで

「少年といぬ」を読んで

ブログをご覧いただきありがとうございます。新築・リノベーション・リフォームのアクアプラスの上野です。 私は犬が大好きです。幼い頃から暮らしの中に犬がいました。犬の愛おしさ、忠誠心はいつも心の中に生きています、と同時に犬の寿命が短いことに悲しい思い出もあります。立ち寄った本屋で『少年と犬』のタイトルを見つけた時は迷わずこの本を手にしていました。第163回直木賞受賞を知ったのは読み始めてからのことです。 この作品は、2011年東日本大震災で飼い主を失った犬(多聞)が、宮城の釜石から熊本までを旅し、犯罪をおかす男、自殺願望の少女、死期を迎えた老人、娼婦など6人の人生の苦しみや淋しさを抱え..