自分の身を守る「ネガティブな感情」
2024年6月22日付けの日経新聞に掲載された大野裕先生(元慶應大学医学部教授)のコラムは、示唆の多い内容です。うつや不安、怒りなどのネガティブな感情には、果たしている役割があることを認識することが大切と述べています。このネガティブな感情は、人間が進化の過程で身につけた自分を守るアラーム(警告)の役割を果たしている。「うつ」という感情は、何か大切なものをなくすかもしれなと伝えるアラームです。例えば、病気にかかって落ち込むのは、健康な自分を失う可能性が出たからです。「不安」という感情は、危機が迫っていうことを知らせるアラームです。例えば、試験の前に不安になるのは、失敗すると良くない人生が待っているかもしれないと考えるからです。「怒り」という感情、ひどいことをされたと考えた時に出てきます。その結果、場合にって...自分の身を守る「ネガティブな感情」
2024/06/22 09:12