「不安」とは、想定される解決策を実現するために準備する心理かな?

「不安」とは、想定される解決策を実現するために準備する心理かな?

私の敬愛する慶応大学医学部元教授の大野裕先生が、毎週日経新聞の朝刊にコラムを掲載されています。2023年5月2日の「こころの健康学」より。『「不安」は私たちが安全に生きていくために必要な心の動きだから、抗不安薬によって「不安」が解放されるのは良いことばかりではない。「不安」を力に変えていく知恵が私たちに必要なのだ。』自分の不得意な技や課題があった場合、本番で解決できるか、上手くできるかと、不安やストレスが発生します。不安だからと薬を飲んだり、ストレス発散だと酒をのんで騒いでも、本質的な解決にはなりません。努力して、何度でも練習し、マスターし、完璧な準備をして、本番に臨むのが最善です。ある尊敬している人生の先輩が、「人生、年齢がいくつになっても不安があるよ」と、私に独白していました。お孫さんが高校受験をして...「不安」とは、想定される解決策を実現するために準備する心理かな?