治に居て乱を忘れず

治に居て乱を忘れず

「治に居て乱を忘れず」とは、「世の中が良く治まって平和な時でも、常に乱世になった時のことを考えて準備を怠ってはいけない。」という意味でです。孔子の言葉で、「易経」が原典だそうです。この言葉の反対で、「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」というこばもあります。順調に推移しているつもりでも、ある日突然に危機が訪れるのは、世の常であると思います。治において気持ちが緩むむことで試練を迎えるのが「順境」で、乱にあって試練を迎えるのが「逆境」です。戒めの言葉です。「治に居て乱を忘れず」治に居て乱を忘れず