医療の最前線でご活躍されている医師・東京医療保険大学特任教授である石川雅俊氏をお招きし行った対談の第五弾です。今回は、延命治療の是非を中心に、日本の医療制度の課題が議論されました。高齢者の延命措置が本人の意思に反して行われる例が多く、法整備や事前指示書の普及が不十分であることが指摘されます。医療機関や介護施設には診療報酬や管理上の都合から延命治療が行われる傾向がありますが、「魂の本質」にも迫り、自然な死を受け入れる死生観の大切さを訴えています。石川雅俊氏プロフィール医師・東京医療保健大学特任教授。1979年静岡県湖西市生まれ。2005年筑波大学医学専門学群卒業。卒後臨床研修を経て、KPMGヘルスケアジャパン株式会社参画、2012年マネジャー。2014年より国際医療福祉大学MBA准教授、厚生労働省医政局総務...【延命治療は魂の幸福につながるか】医師を守る法整備/年金受給のため延命措置?/終末医療と介護施設の現状/介護保険25年目の岐路/医療費と死生観の相関性(医師石川雅俊×江夏正敏)【言論チャンネル】