夢に向かう
編集中○我未だセルバンテスたりえずというよりただの野暮な男○憧れアモーレ愛しい人…♪まだ見ぬ世界をなんとか開こうと少ない情報から妖しい旋律を探っていた頃夕暮れになると聞こえてきた田舎の雰囲気とはまるで異なるその歌声と異郷の映像外国語の持つ甘美な響きそれに加えて叔母の食い入るような表情が微妙に溶け合い大人の世界への幼い妄想を一瞬掻き立てたが興味の対象はすぐに西部劇や仮面ものに取り込まれた○迷路にあって本当に大切な事は時の中に閉じ込められている人は宝箱のようにそれをいつでも開けられるのにふたたび開けようとはしないまるで抜け出せない迷路に入り込んだかのように時折人は自分自身に対しまるで他人のように偏見を抱いているしかし自分の中にある他人にはわからない宝を見いだすなら時の宝はいつでもすべての鎖からあなたを赦し開放...夢に向かう
2023/08/31 07:25