曠野のバラと谷間のユリ〈12〉 キャンセル待ちの夜

曠野のバラと谷間のユリ〈12〉 キャンセル待ちの夜

連載 曠野のバラと谷間のユリ 12 何とか要求を貫徹できた夜、組合の若者組で飲みに出かけた。ボクの隣りで飲んでいた栞奈は、安心したのか、グラスを重ね、いつの間にか体が揺れ、その肩がボクの肩に寄りかかってきた。 管理人の近著 「そろそろ、