進歩は斑で微妙に進む
医学は万病が対象だから、進歩と言っても均一でなく斑なのだが、日進月歩で進んでいる。何とか遅れないように、毎日少しだが勉強している。と言っても難病は守備範囲ではないので、高血圧症、糖尿病、認知症などの慢性の内科疾患が対象である。勿論、難病もとっかかりは診ることがあるので見逃さないように最低限の知識を仕入れている。風邪や腹下し膀胱炎などの軽症急性疾患ではさほどの進歩はなく、むしろ変化と言った方が良いような視点の改革がある。これはこの三十年ほどで日本の医学会が臨床にも力を入れ始めた影響だと思われる。こうした動きはアメリカ留学体験のある医師がアメリカ式の診療を持ち込んできたためと思われる。日本医学の流れの研究をよく知らないが間違いない事実だと思う。医学の進歩といっても素人にはどう違うのといった微妙なものが多いのだが、わ...進歩は斑で微妙に進む
2019/07/31 09:55