「聴雪楼」のラストはハッピーエンド

「聴雪楼」のラストはハッピーエンド

「聴雪楼」は、かなり面白かった。再生回数が20億回を超えるというのもうなづける。よくできたストーリーだ。女性でありながら、強い剣士というヒロイン。最後は、内力のすべてを使って、蕭憶情を助ける。内力をなくしたヒロイン舒靖容は、聴雪楼の楼主の立場を捨てて、守るべきものがあると言い残し、意識の戻らない蕭憶情の看病をする。灯籠の影絵を作っていたが、風に飛ばされて、取りに行くときに転んでしまう。振り向くと、蕭憶情がいない。どこにいったの、と探し回ると、影を手にした蕭憶情がいた。二人は抱き合って、・・・・というラスト。聴雪楼は、拝月教を破り、江湖の平和は保たれたというわけ。そこに至るまでの波乱万丈は、なかなかのものだ。よくできている。中国は騙したり騙されたり、陰謀をめぐらしたり、うそをつくのは当たり前。正直は迷惑という話を聞いたことがある。たしかに、単細胞では生きていけないだろうけれども。やはり、正義を求めているのだろうか。正義が勝つという結末を望んでいるのだろうか。ウィグル族に対するジェノサイドという批判がある。中国は2024年にアメリカを追い越し、世界一になるそうだ。ドラマの世界でも、世界一を目指すのだろうか。...