戦後の「ひろしま」の映画
夜、テレビを見ていたら、被爆者が出演していたという「ひろしま」という映画をやっていた。見てしまった。途中で録画だけして、見続けるのはやめた。被爆者が、手を前に突き出して歩いていたという画の話をしていたが、その画のとおりにぼろぼろの衣服を着て、傷だらけの被爆者がどこへいくともなく、歩いていた。阪神大震災で、家の下敷きになり、助けられなかったという話をしていたが、原爆投下後の広島でも、同じような状況だったのだ。さらに、もっと悲惨な状況で。黒い雨が降り、ぬれたままで、歩き回る被爆者。死体があちこちに転がっていて、さらにどんどん死んでいく。火災から逃げるため、水の中に逃れた人たちもいる。実際の被爆者が出演していたらしい。外国の映画祭で受賞したらしいが、本当に恐ろしい映画だ。想像を絶するシーンばかりだが、よくこの中を生き抜いてきたものだと思う。戦争や、原爆の恐ろしさ、言葉でいくら語っても、この映画の映像のほうが、強く物語っている。前線で戦って、悲惨な敗北をした兵士の体験談もすごいが、これほどの被害を受けた内地も、本当に悲惨だ。また、駅の子と呼ばれた戦争孤児の話もすごい。今は、本当に恵まれているが、もし。。香港に対して、天安門事件のような方法で、解決するのだろうか。シンセンで武装警察と人民解放軍だったか、何か忘れたが、鎮圧のための演習をしていたそうだが。カシミ...
2019/08/21 02:21