今を生きる。

今を生きる。

今を生きるって難しい。よく言われることだけど、今を懸命に生きる。その結果、疲弊をしてしまいこの有様。幼いころから、叱られてばかりだった。ちゃんとしなさい。早くしなさい。我慢しなさい。何々しなさいの連続だ。何々しなさいの跡には、何もない。何々して当然という母の姿。ほめられるということはまずありえなかった。性格だろうけど、悔しいという感情より何で叱られてばかりなのだろう。どうしたら叱られないですむのかばかり考え、落ち込んでばかりいた。悔しいというのは、おそらく達成できたらほめられるとか自分にとってうれしいことを知っているからだろうけど、達成できても何も得るものがなかった私には、悔しさは起こらず、できて当たり前という状況だけがいつもそこにはあった。したがって、がんばったらその先にあるものは何か?何もない。何かを始めた...今を生きる。