木造住宅 家づくり
大工の棟梁にまかせていれば、それなりの建物ができた。それは過去のこと すご腕の棟梁もいられますが、一般的に造り手の技術の低下、材料の質も低下、良い材料の不足と様々な社会問題がある。それだけに良い大工を抱えているかどうかの業者の選択、材料の選択・確認は大切なのです。 技術については大工の棟梁も世代交代で若い棟梁に変わった。住宅の木材加工は、現場或いは、大工小屋で構造材の刻みはほとんど見かけない。良い大工ですら、短期の工期と加工賃が安いために刻みを嫌う。一人ですべてを刻むことも難しいので二人で加工することになる。両者間で技術が違うので、組立が難しくなる。高級な住宅はともかくとして、建設されている住宅の90%は、強制乾燥した外材(ホワイトウッド集成材など)を使用し、工場で加工(プレカット)される。加工機械操作をしている人は本当に継手を理解しているのかと思わざる得ないケースもある。そし..
2011/01/29 18:39