息が詰まるようなこの場所で
息が詰まるようなこの場所で著者外山薫さんを読みました。率直な感想としては、タワマンの歪んだイメージがあるような気がしました。都心のタワマンに住んでいる、住宅街の一軒家に住んでいるという単純な対比はできないとは思いましたが、読み物としては面白かったです。芸能界・タワマン・都心・垢抜けたきらびやかな世界に憧れて、それを手に入れようとする人々。手に入れて、それを維持することにやっきになってる人々。価値観は、それぞれだけど、それらに固執してしまうと、心の安らぎを得られずストレスが溜まってしまいそう。また、子供を自分の所有物や自分の価値を決める物にしてはならないが、これを理解していない親が多すぎる気がします。〜公式サイトからの引用あらすじ〜タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ―...息が詰まるようなこの場所で
2024/05/09 17:14