国宝『金印』展 山梨県立博物館
────八王子で印鑑を作り続けて124年────こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤東(とう)です。今日、3月11日(土)から、『印章刻まれてきた歴史と文化』展が、山梨県立博物館で始まりました。目玉となる展示は、国宝の『金印』です。刻字は3行で「漢委奴國王(かんのわのなのこくおう)」。篆書体(てんしょたい)の白文(はくぶん・文字を残すのでなく文字だけを彫る)で彫ってあります。純金製で上部には蛇の形をした鈕(ちゅう、「つまみ」)があります。西暦57年、日本がまだ弥生時代と呼ばれていた頃、現在の福岡県春日市にあったとされる奴国(なこく)王の使節団が大陸の超大国『漢』に向かって出航、当時の漢の光武帝から、奴国(なこく)王に対して、与えられたとされています。今回、福岡市博物館に...国宝『金印』展山梨県立博物館
2023/03/11 12:01