最前線物語(1980) 戦勝国のお国自慢映画でもなく、反戦映画でもなく、戦場後遺症映画でもない独特な余韻を残す、サミュエル・フラー監督作品。 第一次世界大…
B級ホラー映画から、文芸大作映画まで、あの日観た映画を思いのままに綴っていきます。。
最近の掲載記事 博士の異常な愛情 ペイ・フォワード・可能の王国 シックス・センス アマルコルド 地獄の黙示録 アメリカン・グラフィティ いちご白書 殺しのドレス などなど・・・
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最前線物語(1980) 戦勝国のお国自慢映画でもなく、反戦映画でもなく、戦場後遺症映画でもない独特な余韻を残す、サミュエル・フラー監督作品。 第一次世界大…
フィッシュストーリー(2009) なかなか面白かった「アヒルと鴨のコインロッカー」のスタッフが再結集して、同じく伊坂幸太郎の原作小説を映画化した本作。こち…
アヒルと鴨のコインロッカー(2007) よくできたミステリー謎解きサスペンスだ。後半は壮絶な復讐劇となるが、そんな展開でも胸が熱くなるペーソスのあるエンデ…
ファンタスティック・プラネット(1973) まもなく15年を迎える拙ブログにて、海外アニメーションを取り上げるのは、ビートルズの楽曲をテーマに作成された『…
首(2023) 本作について深堀考察されるのは、北野監督の本意ではないだろうと(勝手に)推測する。深刻ぶって観る作品ではなく、大いに笑ってくださいというコ…
善き人のためのソナタ(2006) 魂を揺さぶられる傑作。芸術が思想をも凌駕するなどという言葉も陳腐だと思える重厚な映像の叙事詩。 東西ドイツ分裂時代の東ド…
戦争のはらわた(1977) 敗色濃厚となった第二次世界大戦下、ジェームス・コバーン率いるドイツ小隊の潰走を背景にして、歪んだミリタリズムとヒロイズムに痛烈…
プロジェクトA(1983) そして前回記事の『ポリス・ストーリー/香港国際警察』から遡って、ジャッキー・チェンが飛躍した作品である、『プロジェクトA』に触…
ポリス・ストーリー/香港国際警察(1986) ジャッキー・チェンが、端役でなく、堂々主演で日本のスクリーンに登場したのは、1979年の『ドランクモンキー/…
地獄のデビル・トラック(1986) 仰々しく、彗星の尻尾に入った地球に関する描写があった後、道路に架かっている跳ね上げ式の橋が勝手に上がってしまうことから…
サーカス(1928) チャップリンらが設立した、「ユナイテッド・アーティスツ」で『黄金狂時代』に続いて自ら主演・監督・脚本作品として発表した本作。 この作…
黄金狂時代(1925) 数々の名作を作り出してきたチャップリン作品の中でも、最高傑作として挙げる人が多い本作。チャップリンが見た、たった一枚のチルクート峠…
キッド(1921) 動画配信サービス「U-NEXT」で往年の喜劇俳優、チャールズ・チャップリンの作品が一挙配信されているのを見つけて、懐かしい友人を見つけ…
地獄の謝肉祭(1980) 60~70年代にヒットしたマカロニウエスタンを例にするまでもなく、アメリカ映画の設定を換骨奪胎しておいしいところをいただこうとす…
実録不良少女 姦(1977) アメリカでは、アンハッピーエンドがテーマとなっていたアメリカンニューシネマの潮流も、『ロッキー』(1976)や『スターウォー…
あるマッチングサイトに登録していたことがありました。いろんなプロフィールの女性たちが登録されていました。 その中で、わりとおとなしそうに見えて自己紹介も充実し…
正欲(2023) 所謂、一般的(広く全体に及ぶ様子・多くの人に関わる様子。)な物の見方や感じ方と違う嗜好を持つ人々の苦悩を描く物語。 日ごと声高になってい…
オッペンハイマー(2023) 2023年(令和5年)七月に全米で公開され大ヒットし、第96回アカデミー賞では、作品賞・監督賞・主演男優賞など主要部門で最優…
狼は天使の匂い(1972) クライムメロドラマとでも形容いたしましょうか。監督は、『禁じられた遊び』(1952)『太陽がいっぱい』(1960)などの名匠、…
ミッドサマー(2019) 『ヘレディタリー/継承』で、独特な世界観によるホラーを生み出した、アリ・アスター監督作品。 肉親を亡くした女子大学生、ダニーが、…
地獄のタクシードライバー宇宙への旅(オリジナルパロディ) ベトナム戦争からの帰還兵であったトラビスは、不眠症を患っていたため深夜のタクシードライバーをし…
オレンジの解放 チャットGPTに『時計じかけのオレンジ』の続編を考えてもらったら、以下のような回答が返ってきました。 「時計じかけのオレンジ」の続編…
ベロニカは死ぬことにした(2005) これはダメでした。 国立図書館に勤める女性、トワは多量の睡眠薬を飲んで自殺を図ろうとするが失敗して、精神病院に入院す…
スピルバーグ(ドキュメンタリ―/2017) スティーヴン・スピルバーグ監督が自身の映画人生を関係者のインタビューを交えながら語るドキュメンタリーです。『…
70年代レトロバーに行ってみた 以前から気になっていた70年代テイスト満載のバーに行ってきました。 場所は大阪府吹田市某所、住宅地のすぐ隣。探さなけれな絶…
フィンガー5の大冒険(1974) ただただ懐かしいフィンガー5。沖縄から出てきた5人組の兄妹グループ。サングラスをかけたボーカルの晃君と妹の妙子ちゃんが人…
てなもんやコネクション(1990) 公開されたのは1990年、バブル経済絶頂期。日本中が浮かれていたそんな時代に制作された無国籍コメディの怪作! 香港の港…
ウィークエンド・シャッフル(1982) 日本映画でもタブーなしのこんなに毒のあるコメディ作品があったんだという驚き。映画的には不器用ながら、他の作品にはな…
バーバレラ(1968) ブリジット・バルドーやカトリーヌ・ドヌーブらと次々に結婚や浮名を流して、関係のあった女優を自らの作品に主演させている稀代のプレイボ…
ロッキーの報酬 Rocky's Reward 手を変え品を変え未だに制作され続けるロッキー(関連)シリーズ。 私が大好きなのはやっぱり第一作。冬の夜明け前…
セルピコ(1973) 警察腐敗を描いた、ピーター・マーズ原作のノンフィクションを、アル・パチーノ主演、シドニー・ルメット監督で映画化。 雨の夜、銃弾を受け…
モン・パリ(1973) 『シェルブールの雨傘』(1964)の、ジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ドヌーブコンビによる、男性が妊娠してしまうというナンセンス…
5月18日に、ヘルムート・バーガーが亡くなったとのこと。ルードヴィヒ神々の黄昏をリブログします。追悼ブログです。
まあ、当然やな。 不要な続編やら無意味なスピンオフやら、 ディズニーは『スターウォーズ』を食い物にし過ぎ やなと思います。 最初の3作品、いわゆるエピソードⅣ…
ハードウェア・ウォーズ(1977) 本作を好きか嫌いかでスターウォーズ愛がわかると言っても過言ではない作品。もちろん私は大好きです!本作で怒る一部のスター…
2300年未来への旅(1976) 明らかにキューブリック監督の『2001年宇宙の旅』にあやかった邦題ですが、原題は『Logan's Run』。 23世紀の…
ガントレット(1977) 1977年末公開で、1978年(昭和53年)のお正月映画だったんですよね。洋画でこの年の興行的ライバルだったのが、『007私を愛…
ウエストワールド(1973) SF作家でもある・マイケル・クライトンの監督作品で、なかなか面白い作品です。 10万ドルの入場料で、古代ローマや中世ヨーロッ…
さよなら渓谷(2013) 昔、「読んでから観るか、観てから読むか」という惹句が角川映画についていましたが、本作は先に映画を観るべきでしたね。原作は著作が次…
天使の恍惚(1972) 前回は『キャタピラー』にて少々若松孝二監督にしては食い足りない旨のレビューをしましたが、今回は同監督の本領発揮ともいえる作品のご紹…