新選組がつくった箱館新政府
土方歳三(ひじかたさいぞう)率いる新選組は蝦夷の地を支配していた松前藩を攻略。松前の藩主と藩兵は青森の平館に脱し、ここに新選組による「箱館政府」が樹立した。いわゆる「蝦夷制圧」、今日からちょうど154年前、1868年(明治元年)12月28日の出来事でした。蝦夷地を運営するにあたり箱館政府の閣僚選挙が行われ、総裁に榎本武揚、副総裁に松平太郎、土方歳三は陸軍奉行、箱館市中取締、裁判局頭取に任じられた。箱館新政府の政体は、共和制。在留諸外国公使らを招いて祝賀会も開いたという。しかし翌年、明治2年5月には箱館政府軍と明治政府軍の両政府軍の戦いにより五稜郭は降伏し開城。1年半に及んだ戊辰戦争は幕を閉じました。土方歳三は一本木関門の戦いで戦死。箱館政府の降伏。私がこれまでいだいていた新選組のイメージ、歴史認識は不十分...新選組がつくった箱館新政府
2022/12/28 17:30