北野天満宮「花の庭」
例年になく雪が多かった京都の冬も終わり日毎に春の訪れを感じます。京都市民には「天神さん」で親しまれる北野天満宮では紅白の梅が咲き乱れ、花の香りがふんわりと漂っています。学問の神様、菅原道真が詠んだ和歌「東風吹かばにほいおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな」は北野て天満宮を象徴しています。本殿の前には福岡の太宰府天満宮の御神木「飛梅」から培養したクローンの若木が2月4日に初めて開花しました。梅宛「花の庭」江戸時代前期、歌人松永貞徳が手がけたと伝えられる。妙満寺の「雪の庭」、清水寺塔頭、成就院の「月の庭」、北野天満宮の「花の庭」は「雪月花の三庭園」と呼ばれ当時名を馳せていました。これら三庭園のうち唯一失われいた「花の庭」が今春再興されました。美しく整えられた梅宛花の庭」には苑内を一望できる特設舞台や枯山水の庭が設けら...北野天満宮「花の庭」
2022/03/20 21:08