タンクシャン
バイクの“顔”って、車種によってはヘッドライト廻りじゃ無くて、個性的な意匠を持つ部位が“顔”っぽく感じたりします。そんな感じで画像は燃料タンクが“顔”っぽい'65年発売の「Italjet Mustang」。台形を逆さにした様な角型ヘッドライトも十分“顔”なのですが、細い車体と小さいエンジンも相まって、猛烈な個性を放っている燃料タンクがやっぱり“顔”?スクープ付きのフロントドラムブレーキ、トップブリッジ下のセパハン、バックステップなどなど、気合十分のクラブマンレーサー・レプリカゆえにオーソドックスなロングタンク(そういう派生モデルも後年登場)が付いていたら、さぞカッコ良かったのでは...とも思いますが、タンク容量を確保しながら、車体のコンパクト化と低重心化を図った結果がコレ!こういうマニア?エンスー?変態心をくすぐる意匠こそオートバイデザインの深いぃ~部分だと思います。ちなみに左下画像は派生のトレールモデル!タンクは共通かなぁ~?という訳で、「AJS Porcupine」と「CB92」のそれを足して2で割った様なタンクデザイン。ストリートでの給油が煩わしそうな出目金2眼(?)の給油口。タンクだけでお腹が一杯です!?...
2020/02/27 00:00