踊り続けないと用が足せないトイレ・・・もう集中できないよ!な話。
今日は、趣向を変えて小説風に書いてみたよ彼女(ドドメ)の執務室は、古い研究棟の一角にあった。築30年?それとも40年は経っているだろうか、廊下はリノリュームが貼られており、壁はコンクリに白いペンキを施しただけ、天井は雨漏りの跡なのか無数の輪があり、一部カビが生えているという具合で、夏に放送される肝試しスペシャルなんていうテレビ番組に使用されてもおかしくない程朽ちている。元々、同じ敷地の新しい棟で仕事をしていた彼女は、その古めかしい建物の内装に驚きを隠せなかった。しかし、執務室の中はリフォームしてあるし、仕事の内容も楽しい♪そう思って新しい生活をスタートさせたのだった。しかし、しかし、着任して2日目にそれは起こった。朝、トイレに行くと掃除のおばちゃんが彼女を呼び止めた「このトイレ怖いんだよ。掃除していると突然電気...踊り続けないと用が足せないトイレ・・・もう集中できないよ!な話。
2020/10/29 21:46